MISC

2000年

両面段ボールの異方性弾性引張り変形表示

紙パルプ技術協会誌
  • 松島 成夫
  • ,
  • 矢野 忠
  • ,
  • 松島 理

54
7
開始ページ
986
終了ページ
995
DOI
10.2524/jtappij.54.986
出版者・発行元
JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY

一様引っ張り変形荷重下における両面段ボール異方性弾性変形の表示が求められた。この表示によって, 異方性弾性素材の弾性係数によって両面段ボールの縦弾性係数が決定され, また, 引張り変形実験の既知の結果によって, その表示の妥当性が確認された。さらに, その段ボールの弾性係数の異方性特性が明らかになった。<BR>この表示によって得られた両面段ボールの変形は顕著な異方性が示された。両面段ボールの異方性は, セミ中芯の波長の増加に伴って増加し, その中芯の厚さおよび波高の増加に伴って減少する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2524/jtappij.54.986
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003688598
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00369491556?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2524/jtappij.54.986
  • ISSN : 0022-815X
  • CiNii Articles ID : 130003688598

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