2022年2月
『ひとむれ』の対話的世界について
ひとむれ 再刊1000号記念特集号:北海道家庭学校機関誌
ダウンロード
回数 : 2
- 巻
- 号
- 1000
- 開始ページ
- 52
- 終了ページ
- 54
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(その他)
谷昌恒校長の「次郎少年の歩み」と題した「ひとむれ」誌掲載の論説を具体的内容とともに紹介しながら、長年にわたる本誌が示していた対話的世界の一端を明らかにし、寮長藤田俊二の残した膨大な日誌とその日誌に記述された寮長藤田と寮生とのかかわり、寮生を仲立ちとする藤田と谷昌恒校長とのかかわり等も、この対話的世界によって支えられていたのではないかと指摘した。藤田俊二の実践とその思想に関する筆者の一連の研究にとって序論的に位置づけられる。