2005年3月
小林秀雄「三つの放送」と太宰治「新郎」、そしてトシオ・モリ
山梨県立文学館「資料と研究」
- 巻
- 号
- 10
- 開始ページ
- 43
- 終了ページ
- 46
- 出版者・発行元
- 山梨県立文学館
日米開戦直後の小林秀雄「三つの放送」と太宰治「新郎」「十二月八日」を比較し、ともに、大戦下を生きる人々の日常の思いをすぐれて表した文章であることを確認し、さらにカリフォルニア州の日系作家トシオ・モリの造形した日系女性の言葉にも、同様の魅力的で強い思念の表出をみることができるとした論考。