論文

査読有り
2018年10月

市民参画のまちづくりを実現していく仕掛けの成果

知多半島の歴史と現在
  • 松岡崇暢 千頭聡

22
開始ページ
61
終了ページ
72
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
出版者・発行元
日本福祉大学知多半島総合研究所

日本版CCRC構想有識者会議において、東京から地方へと高齢者の移住を促し、地方での活躍を期待する生涯活躍のまち構想が提示された。しかし、地方の現実を鑑みると、高齢者サービスを担う人材の不足や、高齢者の知識と経験を活かすことのできる機会が乏しいなど、厳しい指摘がされている。本研究では、高齢化が一定進行している愛知県美浜町を対象として、高齢者だけではなく、あらゆる世代が活躍することのできるまちづくりを目指して策定された「美浜町生涯活躍のまち基本計画」の策定プロセスにおいて、筆者らが主体的に仕掛けてきたワークショップ、ミーティング、拠点的空間の整備などが、どのようにな成果を生み出しつつあるのかについて分析をを行い、その可能性と効果について論じたものである。

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