MISC

2004年

D-マンノースによるクロマツ花粉の花粉管伸長阻害

名城大学農学部学術報告
  • 船隈 透
  • ,
  • 菅沼礼子
  • ,
  • 伊藤健太
  • ,
  • 田中信彦
  • ,
  • 古田昌之
  • ,
  • 近藤歩
  • ,
  • 原 彰

40
開始ページ
37
終了ページ
43
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
名城大学農学部

クロマツ花粉の発芽および花粉管伸長調節について調べた。クロマツ花粉は、1.5%寒天培地で培養を行うと、約20時間で発芽し、その後ゆっくりと花粉管を伸長させる。しかし、1mM D‐マンノースを寒天培地に添加すると、花粉管伸長が特異的に強く阻害された。このような阻害は、1mMスクロースを含む寒天培地に1mM D-マンノースを添加しても観察された。糖のHPLC分析から、クロマツ花粉が発芽し、花粉管を伸長させると、フルクトースの代謝が促進されるように思われた。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120004565222
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00239465
URL
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010700091 本文へのリンクあり
ID情報
  • ISSN : 0910-3376
  • CiNii Articles ID : 120004565222
  • CiNii Books ID : AN00239465

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