2015年 - 2018年
伝統的生産システムによる保存手法の研究−熱帯地域木造建造物保存の国際共同研究
日本学術振興会 基盤研究(A) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 15H02636
- 体系的課題番号
- JP15H02636
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 31,790,000円
- (直接経費)
- 29,000,000円
- (間接経費)
- 2,790,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究は熱帯地域の木造建造物集落を維持してきた仕組みを明らかにするために、慣習法が関わる儀礼・建築規範、伝統的組織の相互扶助の構造、木造建造物の構造的・構法的特徴と伝統技術の関わり、自然環境の管理による木材供給の状況について調べ、これら伝統的生産システムの変容の状態を明らかにし、木造建造物継承のための問題点を抽出することを試みる研究である。
インドネシアのバウォマタルオ村では県政府による補助修理事業で、村周辺の森から切り出された木材を使わず、市場から入札で調達した。慣習活動を支援する補助事業になれば、住民による木造家屋の修理が促進される可能性がある。それは村周辺の自然環境の持続的利用につながる。
インドネシアのバウォマタルオ村では県政府による補助修理事業で、村周辺の森から切り出された木材を使わず、市場から入札で調達した。慣習活動を支援する補助事業になれば、住民による木造家屋の修理が促進される可能性がある。それは村周辺の自然環境の持続的利用につながる。
- ID情報
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- 課題番号 : 15H02636
- 体系的課題番号 : JP15H02636