その他

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  • 2015年 - 2015年
    日本統治時代の台湾に生まれた、戦中派の作家、鍾肇政の日本観について研究を続けている。
  • 2011年 - 2011年
    9月21日天理台湾学会(於台北中国文化大学)での学会発表。鍾肇政(1925~)は台湾の作家。『濁流』三部曲、『台湾人』三部曲等の大河歴史小説で知られる。鍾肇政は『濁流』において日本統治時期末期の台湾社会のことを描いた。本論ではそこで日本と日本人が如何に描かれているかを考察し、そこに憧憬と憎悪が複雑にからまった心性を分析した。
  • 2003年 - 2003年
    葉石濤(1925~)著『台湾文学史網』(1987)は、台湾で出版された唯一の台湾文学史である。出版されてからすでに20年が経過し、台湾文学に関する新たな資料が発掘され、研究も進歩を遂げてはいるが、いまだ新たな文学史は出版されていない。拙論では、葉氏が台湾文学史観を確立するに至る過程とその後の葉氏の歩みとをたどり、葉氏がいったい台湾文学をどのように構想しているのかについて考察した。