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2011 - 2011

「鍾肇政の日本観」


9月21日天理台湾学会(於台北中国文化大学)での学会発表。鍾肇政(1925~)は台湾の作家。『濁流』三部曲、『台湾人』三部曲等の大河歴史小説で知られる。鍾肇政は『濁流』において日本統治時期末期の台湾社会のことを描いた。本論ではそこで日本と日本人が如何に描かれているかを考察し、そこに憧憬と憎悪が複雑にからまった心性を分析した。