
田口 純
タグチ アツシ (Atsushi Taguchi)
更新日: 2018/07/17
基本情報
- 所属
- 岡山理科大学 獣医学部獣医学科 教授
- 学位
-
博士(文学)(別府大学)教育学修士(鳴門教育大学)
- J-GLOBAL ID
- 200901077509093750
研究テーマは英語学史、とくに、規範文法の再評価についてです。博士論文は『18世紀英国の文法家 James Buchanan に関する社会言語学的研究』で、18世紀中葉に活躍したスコットランド生まれでロンドンで活躍した文法家 James Buchanan の3冊の文法書を取り上げて、当時の社会状況、教育を取り巻く変化などをもとに、18世紀に至るまでの英文法史の概観、Buchanan の著作について論じ、さらに規範文法がいかに必要とされていたか、また、Buchanan 自身がどのように英文法を取り扱っていたのか、彼の文法書を詳細に分析して、社会言語学的な観点から規範文法の再評価を試みようとしたものです。現在は、これを発展させる形で、当時の教育体制、Buchanan と同時代の他の文法家との比較、当時の規範文法で違反とされていたものが現代英語ではどのようになっているか、コーパスを活用した研究、などを行なっています。また、Buchanan には綴字、発音辞典の著作もあり、当時の綴字や発音をどのように表記しようと試みたのか、それがその後どのように展開されるようになったのか、などについても研究を進める予定です。
研究分野
5経歴
19-
2012年3月 - 現在
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2005年4月 - 現在
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2005年4月 - 2011年3月
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2008年4月 - 2010年3月
-
2007年4月 - 2010年3月
学歴
5-
2010年4月 - 2013年3月
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1984年4月 - 1986年3月
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- 1986年
-
1980年4月 - 1984年3月
-
- 1984年
委員歴
23-
2014年4月 - 現在
-
2013年5月 - 現在
-
2011年4月 - 現在
-
2009年11月 - 現在
-
2009年4月 - 現在
論文
26-
The Kyushu Review (15) 51 - 60 2014年3月 査読有り
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別府大学大学院 2013年3月 査読有り
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The Kyushu Review (14) 59 - 67 2012年3月 査読有り
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The Kyushu Review (13) 59 - 74 2011年3月 査読有り
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筑紫女学園大学・筑紫女学園大学短期大学部紀要 (2) 81 - 90 2007年1月
MISC
18-
日本人大学生を対象とした日本語・英語教育 −リメディアル教育から実力養成教育への展開 162 - 165 2007年3月 招待有り
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日本人大学生を対象とした日本語・英語教育 −リメディアル教育から実力養成教育への展開 54 - 58 2007年3月 招待有り
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Journal of Chikushi Jogakuen University (12) 91 - 108 2000年
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Bulletin of the International Cultural Research Institute of Chikushi Jogakuen University/Junior College (10) 117 - 133 1999年
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英語史研究会会報 (9) 31 - 32 1998年6月 査読有り 招待有り
講演・口頭発表等
23-
第24回大学英語教育学会九州・沖縄支部研究大会 2010年7月
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外国語教育メディア学会第40回九州・沖縄支部研究大会 2010年6月
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英語史研究会第15回大会 2006年3月
-
特定非営利活動法人日本e-Learning学会2005年学術講演会 2005年11月
-
独立行政法人メディア教育開発センター平成17年度研修講座「リメディアル教育セミナー —大学における学力低下問題とITを活用したリメディアル教育及び著作権問題—」 2005年6月
担当経験のある科目(授業)
11所属学協会
9Works(作品等)
2-
2001年4月 - 2005年3月 教材