2000年
ハイアラーキ要素による平板の座屈解析
土木学会論文集
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- 巻
- 647/I-51
- 号
- 647
- 開始ページ
- 111
- 終了ページ
- 126
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscej.2000.647_111
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
本論文では, 全ラグランジュ表記法によるハイアラーキ平面シェル要素とソリッド要素の接線剛性行列を求め, 線形座屈理論に基づいたハイアラーキ要素による座屈解析法を開発する. 本解析法の精度を調べるために平板の座屈解析を行って, 提案する要素と各非線形項の影響を検討する. 平板の解析では, 一般に Kirchhoff 理論, Mindlin 理論と3次元弾性論が用いられるが, ハイアラーキ要素による解法では, それぞれの理論解に対して高精度の値が得られることを示す. また, 実用的な観点から, 計算効率の良い Mindlin 要素を用いて, 弾性論による解に匹敵する値が得られるせん断補正係数を提案する.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscej.2000.647_111
- CiNii Articles ID : 130003801547