基本情報

所属
福島工業高等専門学校 一般教科 教授
学位
文学修士(学習院大学)
文学修士(筑波大学)

J-GLOBAL ID
200901050356866830

学部卒業論文から大学院のマスター論文まで、自由論を中心にカントの倫理学を研究しておりました。その後、5年一貫制大学院の博士課程の1年生に入り直してから、日本思想史に研究領域を広げていきました。

そして、剣道教士七段であった指導教授(故・高橋進筑波大学名誉教授)から、「芸道思想」を研究テーマとして勧められました。もとより、時代劇や時代小説に強い関心を持っていたので、柳生新陰流・柳生宗矩の『兵法家伝書』や二天一流・宮本武蔵の『五輪書』の思想、千利休や山上宗二や井伊直弼の茶書に見られる思想やいけばなの伝書における思想を研究対象にしたのです。このうち、禅僧・沢庵宗彭の思想研究は、現在も継続しております。

18年前からは勤務校の要請により、「技術者倫理」や「科学技術史」などの専攻科科目を担当するため、こういう分野に関する研究にも着手し、現在まで続けております。

学外では14年前に、いわき市主催の「いわきヒューマンカレッジ(市民大学)」の常任理事に就任しました。現在まで、毎年秋9月から10月の土曜日に2か月間、「環境」に関する7回の講座を企画し、自分も1回分の講師を務め、「環境倫理」に関する自分の考えを、いわき市民の方たちに話しております。


他にも、いわき市生涯学習プラザや防災NPO法人が主催する講座において、講師として「環境問題」や「まちづくり」に関する自分の考えを発表してきました。

また、12年前からはNHK文化センターいわき教室において、NHKカルチャー講座の講師を務めております。こちらの「芸道の心に触れる」という講座では、現在まで、茶の湯、能楽、武芸、歌舞伎などの「芸道思想」について毎月1回のペースで、3か月で3回かけて、一つのテーマについて話しています。

3年前から、新たにSDGs(持続可能な開発目標)に関する研究も始めました。SDGsを踏まえた技術者倫理や環境倫理について研究し、勤務校における教育に活かせるようにしたいと考えております。


受賞

  1

論文

  53

MISC

  154

書籍等出版物

  19

講演・口頭発表等

  47

共同研究・競争的資金等の研究課題

  9

学術貢献活動

  1

社会貢献活動

  191

メディア報道

  5

その他

  1
  • 2013年10月 - 2013年10月
    "専攻科1年生の「倫理学」の授業、本科5年生の「技術者倫理」の授業および本科1年生で「倫理」を学ぶ「人文科学Ⅰ」の授業で、グループディスカッションを行う場合、学生によって積極性が異なっており、いわば取組みに温度差があるのが問題であった。 これを解消するための方式を、7年前の2013年から実践し始めた。 それは、日工教主催の「ワークショップ技術者倫理」で教えて頂いた、「メッセンジャー方式」である。これは、7名で一つの班を作る。 メンバーそれぞれには、司会者、発表者、記録者、メッセンジャー、聞きに行く人、説明者、聞く人という役割が与えられる。 この方式の優れている点は、次の二つである。一つは、自分の班以外の二つの班の意見を参考にすることができる点であり、もう一つは、役割を果たすため、皆が真剣に取組むようになる点である。こちらの期待以上に、学生たちは真剣にしかも楽しく取組むようになってきたので、これからも継続して行きたい。"