小野 健吉

J-GLOBALへ         更新日: 17/02/28 22:24
 
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研究者氏名
小野 健吉
 
オノ ケンキチ
所属
和歌山大学
部署
観光学部
職名
教授
学位
博士(農学)(京都大学)

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
和歌山大学 観光学部 教授
 
2015年4月
 - 
2016年3月
奈良文化財研究所 副所長(専任)
 
2014年10月
 - 
2016年3月
国立文化財機構 研究調整役
 
2013年4月
 - 
2015年3月
奈良文化財研究所 副所長(兼都城発掘調査部長)
 
2009年10月
 - 
2016年3月
京都大学大学院人間・環境学研究科 客員教授
 
2009年4月
 - 
2013年3月
奈良文化財研究所 文化遺産部長
 
2004年3月
 - 
2009年3月
文化庁文化財部記念物課 主任文化財調査官
 
2003年10月
 - 
2004年2月
奈良文化財研究所 保存修復工学研究室長
 
2003年10月
 - 
2004年2月
京都大学大学院人間・環境学研究科 客員助教授
 
2001年4月
 - 
2003年9月
奈良文化財研究所 主任研究官
 
1992年7月
 - 
2001年3月
奈良国立文化財研究所 主任研究官
 
1987年6月
 - 
1992年6月
奈良国立文化財研究所 研究員(文部技官)
 
1982年12月
 - 
1987年5月
京都市文化観光局 文化財保護技師
 
1978年4月
 - 
1982年11月
東京都建設局 主事
 

学歴

 
1974年4月
 - 
1978年3月
京都大学 農学部 
 

委員歴

 
2015年2月
 - 
現在
桜井市  纏向遺跡保存管理・整備活用計画策定委員会委員
 
2014年
 - 
現在
長崎市  高島炭鉱整備活用委員会委員
 
2014年
 - 
現在
木津川市  馬場南遺跡発掘調査委員会委員
 
2013年
 - 
現在
浄瑠璃寺庭園保存修理委員会委員
 
2013年
 - 
現在
宮城県  多賀城跡調査研究委員会委員
 

受賞

 
 
日本造園学会 日本造園学会賞(研究論文部門) 古代から近代に至る日本庭園の歴史と文化に関する研究
 

論文

 
東京都所管文化財庭園の観光を含めた活用の展望
小野 健吉
『観光学』   (16) 25-38   2017年3月   [査読有り]
東京都所管の9か所の文化財庭園、とりわけ浜離宮恩賜庭園・小石川後楽園・六義園の3庭園の近年の活用状況を、統計資料を用いて整理・考察し、将来の活用の在り方を展望した。
東京都所管文化財庭園は、1997年から2015年の17年間で入園者数が2.7倍に増加したが、その原因は庭園管理の質的向上や外国人観光者の増加などが考えられる。
今後の展望としては、各庭園の適正入園者数の設定、各庭園の入園者の属性に応じた運営計画、入園者の満足度を上げる具体的計画、入園者数の季節的変動の縮小、適正な入園料の検討等...
歴史文化遺産及び歴史文化景観に関する行政の展開
小野 健吉
『ランドスケープ研究』   80(4) 304-307   2017年2月   [招待有り]
日本造園学会関西支部設立50年記念論文。1966年からの50年間、関西(近畿・中国・四国)地方における歴史文化遺産・歴史文化景観関連行政の展開について概観した。観点としたのは、「文化財に関する行政」「古都等の景観に関する行政」「景観に関する包括的な行政」「総合的な歴史風致に関する行政」である。
日本庭園の歴史と文化:平成27年度日本造園学会賞受賞者業績要旨
小野 健吉
『ランドスケープ研究』   80(2) 137-140   2016年7月   [招待有り]
平成27年度日本造園学会賞を受賞した『日本庭園の歴史と文化』(吉川弘文館、2015)の内容についての概説。
概説した論考は以下の通り。古代:「飛鳥・奈良時代の庭園遺構と東院庭園」「平安時代前期における離宮の庭園」「臨池伽藍の系譜と浄土庭園」、中世:「『春日権現験記絵』に描かれた藤原俊盛邸の庭園」「永禄八年の京都の庭園の形態と機能」、近世・近代:「醍醐寺三宝院庭園の作庭」「『江戸図屏風』に描かれた寛永期の江戸の庭園」「平安神宮神苑築造記録から読む小川治兵衛と近代京都造園事情」。
英国における「資源」としての風景式庭園
小野 健吉
『奈良文化財研究所紀要2015』   40-41   2015年6月
英国ナショナルトラストが管理運営する風景式庭園のストウ庭園とスタッドリー王立公園を取り上げ、それぞれの歴史を概観したうえで、現在の活用状況を現地調査とナショナルトラストの統計から分析。地域住民の余暇資源であるとともに観光資源としても機能していることを示した。
Maintenance for the preservation and utilization of the Heijo Palace remains 平城宮跡の保存と活用のための整備
小野 健吉
Proceedings of the International Symposium of Silla Royal Palace Restoration and Maintenance 新羅王宮復元整備に関する国際シンポジウム報告書   126-139   2014年11月   [招待有り]
平城宮跡の保存と活用およびそのための遺跡整備について、歴史と現状を報告。とくに、韓国・慶州市で計画の機運がある新羅王宮関連遺跡での建物復元の先行事例として、平城宮跡における建物実物大復元における利点と欠点を示した。

Misc

 
エ号事件の証しを国の史跡に(『故郷への便り』629)
小野 健吉
紀伊民報      2016年12月
「奈良の庭園-古代から近代まで」
小野 健吉
『人環フォーラム』   (32) 40-41   2013年3月
発掘調査で全貌が明らかになった奈良時代の平城宮東院庭園と平城京左京三条二坊宮跡庭園、中世に起源をもつ旧大乗院庭園、近世の茶事と深くかかわる慈光院庭園、近代の自然主義庭園である依水園など、古代から近代にいたる奈良の歴史庭園を概説。
「奈良時代の庭園その3―珍禽奇獣を飼った庭」
小野 健吉
『朝日新聞(奈良版)』2009年12月4日      2009年12月
飛鳥・奈良時代における珍禽奇獣の政治的意味を示し、それらを飼育した場として禁苑を想定。
「飛鳥奈良時代の地方の庭園―支配や饗宴の姿映す」
小野 健吉
『朝日新聞(奈良版)』2009年12月11日      2009年12月
飛鳥・奈良時代の地方官衙で発掘された庭園の形態が、中央における庭園の形態を規範していることを指摘。
「三溪園」
小野 健吉
『文部科学教育通信』   (198) 40-41   2008年6月
「文化財を歩く」と題した新指定記念物の紹介記事。原富太郎が築造した三渓園について、その経緯や庭園史的位置付け等を解説。

書籍等出版物

 
『観光資源としての庭園(1)』(科学研究費刊行物)
小野 健吉 (担当:編者)
2017年2月   
掲載論文の表題と著者は以下の通り。
「英国貴族邸宅庭園の観光資源化」松田陽、「イングリッシュ・ヘリテージとナショナル・トラストによる庭園観光運営」田代亜紀子、「ヴェルサイユに見る庭園の観光について」佐々木邦博、「文化的景観とイタリア・ルネサンス庭園」桑木野幸司、「江戸時代後期の観光資源としての京都の庭園」小野健吉、「絵葉書に見る近代京都の庭園へのまなざし」菅沼裕、「近代の文化財保護制度等と庭園の活用」井原縁
日本庭園の歴史と文化
小野 健吉
吉川弘文館   2015年10月   ISBN:978-4-642-01651-3
古代・中世・近世・近代の庭園の歴史について、多様な観点から捉えた論文を一書にまとめた自選論文集。「飛鳥・奈良時代の庭園遺構と東院庭園」「永禄八年の京都の庭園の形態と機能」など8編を収録。
日本庭園:空間美的歴史
小野 健吉
南京大学出版社(中国)   2014年12月   ISBN:978-7-305-14044-0
単著『日本庭園-空間の美の歴史』(岩波新書、2009年2月)の蔡敦達同済大学教授による中国語訳
『紫明』34
小野 健吉 (担当:分担執筆, 範囲:日本庭園と「間」)
紫明の会   2014年3月   
自然のありようを規範とし柔らかい曲線を基調とする日本庭園のなかで様々なレベルで庭園空間に組み込まれた「間」について、修学院離宮と龍安寺方丈庭園を事例として述べる。
『週刊・新発見!日本の歴史』30
小野 健吉 (担当:分担執筆, 範囲:「小石川後楽園を歩く」)
朝日新聞出版   2014年2月   
歴博所蔵の『江戸図屏風』に描かれた図像から初期の後楽園のデザインについて説明し、その後の度重なる変遷とそれを経て今残る後楽園の意義を記したうえで、修理・修復の際の課題にも言及した。

講演・口頭発表等

 
「日本庭園」のはじまり [招待有り]
小野 健吉
平成26年度全国高等学校造園教育研究協議会近畿・東海・北陸支部研究大会   2014年12月25日   
Maintenance for the preservation and utilization of the Heijo Palace remains 平城宮跡の保存と活用のための整備
小野 健吉
International Symposium of Silla Royal Palace Restoration and Maintenance 新羅王宮遺跡復元整備に関する国際シンポジウム   2014年11月27日   慶州市
平城宮跡の保存と活用およびそのための遺跡整備について、歴史と現状を報告。とくに、韓国・慶州市で計画の機運がある新羅王宮関連遺跡での建物復元の先行事例として、平城宮跡における建物実物大復元における利点と欠点を示した。
古代都城における緑化 [招待有り]
小野 健吉
ひょうご講座2014   2014年10月31日   
奈良の庭を楽しむ [招待有り]
小野 健吉
奈良学セミナー   2014年8月24日   奈良市生涯学習財団
杵築城藩主御殿の庭と近世の庭園 [招待有り]
小野 健吉
2014年7月27日   杵築市

担当経験のある科目

 

Works

 
特別史跡平城宮跡保存整備基本構想推進計画(文化庁)
小野 健吉   2007年 - 2008年
史跡田和山遺跡(島根県松江市)整備計画
小野 健吉   2002年 - 2005年
史跡宝塚遺跡(三重県松坂市)整備計画
小野 健吉   1999年 - 2004年
藤原宮跡の整備
小野 健吉   1998年 - 2001年
平城宮跡の整備
小野 健吉   1987年 - 1998年

競争的資金等の研究課題

 
歴史と現状から見た庭園の観光資源としての可能性に関する研究-欧州との比較から
科学研究費 基盤研究B
研究期間: 2014年4月 - 2018年3月    代表者: 小野 健吉
観光学の視点から庭園をとりあげ、わが国における庭園の観光利用の歴史的過程を考察したうえで、欧州との比較研究をふまえ、日本庭園がもつ観光資源としての可能性を考究する。
遺跡の整備活用の現状と問題点に関する事例的国際比較研究
科学研究費・特定領域研究
研究期間: 2004年4月 - 2006年3月    代表者: 内田 和伸
東アジア古代都城の苑地に関する基礎的研究
科学研究費 基盤研究B
研究期間: 2001年4月 - 2004年3月    代表者: 金子裕之
日本・中国・朝鮮半島の東アジア史のなかで、古代都城の庭園(苑地)を比較分析することを目指した研究。研究分担者として、飛鳥時代・奈良時代の日本の庭園について、発掘遺構ならびに文献を資料に調査研究を進め、飛鳥時代の庭園は朝鮮半島(おもに百済)の直接的影響を受けたものであり、奈良時代の庭園は中国(唐)の間接的影響をうけたものであることを提示した(「飛鳥・奈良時代の庭園遺構と東院庭園」『平城宮跡発掘調査報告XV』2003年)。
東アジアにおける古代庭園遺跡の調査研究
科学研究費 基盤研究B
研究期間: 2000年4月 - 2004年3月    代表者: 高瀬要一
日本、韓国、中国において発掘調査で検出された庭園遺跡の意匠等に関する基礎的研究。最終的な成果は、奈良文化財研究所におけるプロジェクト研究「古代庭園の研究」の成果と合わせ、『古代庭園研究Ⅰ』(2006年3月)として刊行した。日本庭園の成立の過程を明らかにした研究として評価されている。
日本庭園・庭園史関連用語の英語訳に関する研究
科学研究費 基盤研究C
研究期間: 1999年4月 - 2002年3月    代表者: 小野健吉
日本庭園用語の英語訳を行うとともに、それらの用語の日本語・英語の2ヵ国語での解説を作成した。本研究の成果出版物として、『和英対照日本庭園用語辞典(Bilingual Japanese & English Dictionary of Japanese Garden Terms)』(小野健吉&W.エドワーズ著)を平成13年(2001)3月に刊行した。このような研究はそれまで系統だって実施されておらず、成果出版物は庭園専門雑誌で紹介されるとともに、海外の研究機関からも高い評価を得ている。