松井 章

J-GLOBALへ         更新日: 15/04/23 17:04
 
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研究者氏名
松井 章
 
マツイ アキラ
所属
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所
部署
埋蔵文化財センター
職名
名誉研究員
学位
文学修士(東北大学)
その他の所属
立命館大学

プロフィール

これまでやってきた主要なテーマは以下のようである。 
1)東日本の縄文人が、溯河性サケマス類を保存食とできたため、西日本に比べて人口密度・集落規模・文化内容などが凌駕していたことを、遺跡に残る動物骨から実証した。
2)古代遺跡出土の牛馬骨の観察と、養老厩牧令や『延喜式』の記述とを関連付け、脳を鞣し剤として利用する東北アジア起源の皮革製作技法が存在したことを論じた。
3)縄文早期後半の縄文海進の温暖化により、東南アジアや台湾を北限とするトウカイハマギギが、有明海や瀬戸内海に生息していたことを、縄文早・前期の貝塚出土の魚骨により実証した。
4)縄文時代から弥生時代にかけて南西諸島で、リュウキュウイノシシとされてきた出土例が、飼育されていたブタであったことを、アワ、キビ、ヒエなどのC4植物や、人間の残飯や排泄物を飼料にしていたことを、骨に含まれる炭素・窒素の安定同位体分析をもとに論じた。
以上のようにこれまで主として遺跡から出土する動物遺存体をもとに、人間の動物利用の文化史を研究してきた。

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

学歴

 
 
 - 
1982年
東北大学 文学研究科 国史学
 
 
 - 
1976年
東北大学 文学部 国史学
 

受賞

 
2012年9月
岸和田市・朝日新聞社 浜田青陵賞
 

論文

 
Habu, J., A. Matsui(松井章), N. Yamamoto, T. Kannno
Quaternary International   239(1-2) 19-27   2011年   [査読有り]
The Use of Livestock Carcasses in Japanese History An Archaeological Perspective
Akira Matsui(松井章)
Coexistence and Cultural Transmission in East Asia   127-139   2011年   [査読有り]
Bleed, P., A. Matsui(松井章)
Journal of Archaeological Method and Theory   17(4) 356-370   2010年   [査読有り]
日本における人とブタ−文献と考古学からみた歴史
松井章
動物考古    (1) 146-151   2010年   [査読有り]
佐賀県佐賀市東名遺跡
西田巌・中野充・甲元眞之・松井章
考古学研究   53(1) 104-106   2006年   [査読有り]
Akira Matsui(松井章)・Masaki Kanehara
WORLD ARCHAEOLOGY   38(2) 259-273   2006年   [査読有り]
佐賀市東名遺跡群の発掘
松井章
ビオストーリー   6 90-91   2006年   [査読有り]
Salmon exploitation in Jomon archaeology from a wetlands point of view
松井章;Matsui, Akira
Journal of Wetland Archaeology   5 49-63   2005年   [査読有り]
人に喰われる犬、人を喰う犬
松井章
ヒトと動物の関係学会誌   10-14   2005年   [査読有り]
Wild pig? Or domesticated boar? An archaeological view on the domestication of Sus scrofa in Japan
Matsui, A.(松井章) Ishiguro, N., Hongo, H., Minagawa, M.
The First Steps of Animal Domestication   148-159   2005年   [査読有り]
Masao Minagawa, Akira Matsui(松井章),Naotaka Ishiguro
Chemical Geology   218(1/2) 91-102   2005年   [査読有り]
近世初頭における斃牛馬処理・流通システムの変容
松井章
『文化の多様性と比較考古学』考古学研究会50周年記念論文集   407-416   2004年   [査読有り]
Takuma Watanabe,Naotaka Ishiguro,Masuo Nakano,Akira Matsui(松井章),Hitomi Hongo,Kiyomi Yamazaki,Osamu Takahashi
Zoological Science   21(2) 219-228   2004年   [査読有り]
動物祭祀
松井章
いくつもの日本7 −神々のいる風景−   89-119   2003年   [査読有り]
Yunfei Zheng, Yanjun Dong, Akira Matsui(松井章), Tetsuro Udatsu, Hiroshi Fujiwara
Journal of Archaeological Science   30(10) 1215-1221   2003年   [査読有り]
Phytoliths of Rice Detected in the Neolithic Sites in the Valley of the Taihu Lake in China
Yunfei Zheng, Akira Matsui and Hiroshi Fujiwara (松井章)
Joiurnal of Environmental Archaeology   8(2) 177-183   2003年   [査読有り]
Palaeoparasitology in Japan - Discovery of Toilet Features
Akira Matsui (松井章), Masaaki Kanehara, Masako Kanehara
Memorids do Instituto Oswaldo Cruz,   98 127-136   2003年   [査読有り]
Takuma Watanobe, Naotaka Ishiguro, Masao Nakano, Hiroto Takamiya, Akira Matsui(松井章, Hitomi Hongo
Journal of Molecular Evolution   55(2) 222-231   2002年   [査読有り]
WATANOBE T, ISHIGURO N, NAKANO M, TAKAMIYA H, MATSUI A, HONGO H
Journal of Molecular Evoluyion, Springer-Verlag New York Inc   55(2) 222-231   2002年
MORII Y, ISHIGURO N, WATANOBE T, NAKANO M, HONGO H, MATSUI A, NISHIMOTO T
Anthropological Science   110(3) 313-328   2002年
家畜
AERA MOOK古代史がわかる 朝日新聞社   87-89   2002年
古代遺跡から出土したニホンザルに基づく分布の変遷
Asian Paleoprimatology Vol.2 京都大学霊長類研究所   1-12   2002年
炭素窒素同位体による食性解析に基づくイノシシの家畜様式の判別
日本文化財科学第19回大会研究発表要旨集   38-39   2002年
高知県居徳遺跡出土の人骨にみられる人為的損傷
日本文化財科学第19回大会研究発表要旨集   36-37   2002年
骨角器の製作技法についての予察
奈良文化財研究所紀要 2002 奈良文化財研究所   14-15   2002年
若宮遺跡第34地点出土の動物遺存体
若宮遺跡遺跡発掘調査概要報告書 芦屋市・芦屋教育委員会   230-243   2002年
真脇遺跡 第7節 動物遺存体
真脇遺跡2002 能都町教育委員会   63-68   2002年
真脇遺跡 第6節 骨角器
真脇遺跡2002 能都町教育委員会   61-62   2002年
瓜破遺跡(UR00-8次)調査出土の動物遺存体
瓜破遺跡発掘調査報告2 (財)大阪文化財協会   128-133   2002年
長原遺跡NG00-11次調査出土の動物遺存体の検討
長原遺跡発掘調査報告書9 (財)大阪文化財協会   128-133   2002年
ミトコンドリアDNAから探る日本の古代家畜の系譜 ―イヌとイノシシ・ブタをめぐって―
研究成果報告書1 (日本人および日本文化の起源に関する学際的研究) 国際日本文化研究センター特定領域研究「日本人・日本文化」   214-218   2002年
帝釈弘法滝洞窟遺跡出土の動物遺存体(予報)―1997〜1999年度調査(その2)―
広島大学文学部帝釈峡遺跡群発掘調査年報16 広島大学大学院文学研究科帝釈峡遺跡群発掘調査室   53-61   2002年
Ancient Mitochondrial DNA Reveals the Origin of sus scrofa from Rebun island,Japan
Takuma Watanobe,Naotaka Ishiguro,Naohiko Okumura,Masuo Nakano,Akira Matsui(松井章),Hitomi Hongo,Hiroshi Ushiro
Journal of Molecular Evolution   (52) 281-289   2001年   [査読有り]
Ancient Mitochondrial DNA Reveals the Origin of Sus Scrofa from Rebun Island, Japan
Journal of Molecular Evolution NO.52   281-289   2001年
Tha Flow of Waters in Ancient Capitals
Human and Environmental Forum, Commemorative Issue, 10th Anniversary the Graduate School of Human and Environmental Studies, kyoto University   95-100   2001年
岡山城本丸下の段出土の動物遺存体
史跡岡山城跡本丸下の段発掘調査報告書 岡山市教育委員会   323-337   2001年
犬除遺跡2次調査出土の動物遺存体
埋蔵文化財発掘調査報告書第92集 愛媛県埋蔵文化財調査センター   305-306   2001年
縄文時代の食糧事情(対談)
桜町遺跡調査概報(桜町遺跡発掘調査団編)学生社   49-57   2001年
琉球(沖縄)先史文化におけるブタの移入と系譜
第4回 韓・日 新石器文化 学術発表資料集 発行-釜山廣域市立博物館・韓国新石器 研究会・日本九州縄文研究会   39-48   2001年
Ancient DNA 解析からみた古代ブタ(カラフトブタ)の系統
日本文化財科学会 第18回大会研究発表要旨集 日本文化財科学会   12-13   2001年
当尾の石仏散歩 (京を歩けば 239)
三洋化成ニュース NO.405   (405) 5-6   2001年
平安宮の現在 (京を歩けば 238)
三洋化成ニュース NO.404   (404) 5-6   2001年
斃牛馬利用の動物考古学的考察ー特に牛角の利用について
松井章
動物考古学    (14) 11-22   2000年   [査読有り]
Molecular Genetic Analysis Of Ancient Japanese Dogs
石黒直隆・奥村直彦・松井章・茂原信生
Dogs Through Time: An Archaeological Perspective   287-292   2000年   [査読有り]
化学指標による雑穀栽培と家畜化の評価
日本人と日本文化 国際日本文化研究センター   22   2000年
京都と犬 (京を歩けば 237)
三洋化成ニュース NO.403 三洋化成工業(株)   (403) 5-6   2000年
古代都城と水の流れ -その環境考古学的解釈-
地図と歴史空間 -足利健亮先生追悼論問集-   110-121   2000年
安定同位体食性分析法による野生種・家畜種の判別 -弥生時代のイノシシ・ブタを例に-
日本文化財科学会第17回大会研究発表要旨集   50-51   2000年
恒武西浦遺跡出土の動物遺存体
恒武西宮・西浦遺跡発掘調査報告書   156-161   2000年
動物食と植物食
古代の論点1-環境と食料生産-   183-207   2000年
砂子遺跡第24号堅穴住居跡床面の土壌微細形態について
砂子遺跡(青森県埋蔵文化財調査報告書第280集)   318-319   2000年
帝釈弘法滝洞窟遺跡出土の動物遺存体(予報)-1997〜1999年度調査-
広島大学文学部帝釈峡遺跡群発掘調査室年報14   101-109   2000年
野木遺跡畝状遺構の土壌微細形態について
野木遺跡3(第6分冊)   91-94   2000年
野木遺跡検出の便所遺構
野木遺跡3(第6分冊)   73-76   2000年
長原遺跡95-14次調査出土の動物遺存体
長原・瓜破遺跡発掘調査報告15   159-172   2000年
斃牛馬利用の動物考古学的考察特に牛角の利用について
動物考古学 第14号   11-22   2000年
動物食・植物食
論点 日本の歴史      2000年
奥村直彦・石黒直隆・中野益男・松井章(Akira Matsui)・茂原信生・西本豊弘・佐原真
Anthropological Science   107(3) 213-228   1999年   [査読有り]
考古学からみた犬
松井章
部落解放なら    (11) 7-25   1999年   [査読有り]
T. Watanobe, N. Okumura, N. Ishiguro, A. Matsui(松井章) , M.sahara, M. komatsu
Molecular Ecology   8(9) 1509-1512   1999年   [査読有り]
柊原貝塚出土の観察
柊原貝塚   136-143   1999年
牛道遺跡出土の動物遺存体
新潟県理蔵文化財調査報告書第91集 国道49号横雲バイパス関係発掘調査報告書3   121-123   1999年
宝伝岩陰遺跡出土の動物遺存体
同志社大学文学部考古学調査報告第10冊 徳島県三好郡三加茂町所在 加茂谷川岩陰遺跡郡 同志社大学文学部考古学研究室   101-106   1999年
長尾町陵遺跡出土の動物遺存体
陵遺跡 長尾町教育委員会   85   1999年
文献紹介-「岩宿」の発見-
季刊ヴェスタ (財)味の素食の文化センター   (34) 78   1999年
この遺跡が面白い!-北アメリカの遺跡を訪ねて-
旅行人8 旅行人(蔵前仁一)   (97) 10   1999年
アメリカ・インディアンと日本人
月刊言語 大修館書店   28(9) 4-5   1999年
考古学からみた犬
部落解放なら 奈良県部落解放研究所   (11) 7-25   1999年
考古科学的研究法から見た木の文化・骨の文化シンポジウム
エコソフィア 昭和堂   83   1999年
考古学から見たトイレの歴史
松井 章
下水道協会誌第   35(422) 57-61   1998年   [査読有り]
考古学から見たトイレの歴史
下水道協会 (社)日本下水道協会   35(422) 57-61   1998年
津島岡大遺跡第9次調査出土動物遺存体の分析
津島岡大遺跡10   113-116   1998年
大宰府条坊跡第64次調査出土の動物遺存体
大宰府条坊跡X 大宰府市教委   358-364   1998年
伊福定国前遺跡から出土した鹿角製品および動物遺存体
伊福定国前遺跡 古代吉備文化財センター   87-88   1998年
川津一ノ又遺跡出土の動物遺存体
川津一ノ又遺跡(]G0002[) 香川県埋蔵文化財センター   339-349   1998年
松ケ崎遺跡出土の動植物遺存体
松ケ崎遺跡第5次発掘調査概要 京都府遺跡調査概報82-1 京都府埋蔵文化財調査研究センター   20   1998年
四条遺跡第24次調査出土動物遺存体
橿原市兵部町・四条町 -四条遺跡第23・24次発掘調査報告 奈良県立橿原考古学研究所   43   1998年
古代都城と水の流れ
人環フォーラム 京都大学大学院人間・環境学研究科   (5) 24-27   1998年
粟津湖底遺跡の成果-縄文人の生活と環境-
滋賀文化財教室シリーズ(173)      1998年
古代における動物利用の研究
奈良国立文化財研究所 年報1998 奈良国立文化財研究所   1 33   1998年
古代講座「科学が明かす食文化」
九州歴史大学講座通巻94号   8(11)    1998年
伊福定国前遺跡から出土した鹿角製品および動物遺存体
岡山県埋蔵文化財発掘調査報告   125 87-88   1998年
津島岡大遺跡第9次調査出土動物遺存体の分析
津島岡大遺跡   10 113-116   1998年
大宰府条坊跡第64次調査出土の動物遺存体大宰府条坊跡10(太宰府市の文化財第37集)
   1998年
古照・岩子山西麓・宮前川北斎院・斎院烏山各遺跡出土の動物遺存体
(財)愛媛県埋蔵文化財調査センター調査報告書第67集   539-582   1998年
遺跡出土の動物化石が語る人類文化
松井章
化石研究会誌   30(1) 1-6   1997年   [査読有り]
動物移存体の調査(12)
奈良国立文化財研究所年報1996 奈良国立文化財研究所   53   1997年
土壌微細形態学の利用
奈良国立文化財研究所年報1997 奈良国立文化財研究所   33   1997年
トイレ考古学事始め
人環フォーラム 京都大学大学院人間・環境学研究科   (3) 58-59   1997年
日本における肉食の建前と実際
歴博 国立歴史民俗博物館   (82) 10-14   1997年
動物遺存体
平城京左京七条一坊十五・十六坪 発掘調査報告 奈良国立文化財研究所   120-124   1997年
岡山城本丸中の段出土の動物遺存体
史跡岡山城本丸中の段発掘調査報告 岡山市教育委員会   323-331   1997年
動物考古学
子供の科学 誠文堂新光社   24-27   1997年
食の考古学-考古学的中世
大航海No.14 新書館   46-53   1997年
貝志原貝塚出土の動物遺存体
伊江島具志原貝塚発掘調査報告 沖縄県教委   159-187   1997年
堺環濠都市遺跡(SKT78地点)出土の動物遺存体
堺市文化財調査概要報告 第61冊 堺市教育委員会   31-38   1997年
岡山城本丸出土の動物遺存体
岡山城発掘調査報告 岡山市教育委員会   323-331   1997年
動物考古学
AERA MOOK 考古学がわかる 朝日新聞社   52-53   1997年
遺跡出土の動物化石が語る人類文化
化石研究会誌 化石研究会   30(1) 1-6   1997年
日本における肉食の建前と実際
歴博   (82) 10-14   1997年

Misc

 
山と海の考古学 -12- 動物はいつ伝わったか
松井章
信濃毎日新聞      2012年
山と海の考古学 -11- 湿地遺跡発掘の成果
松井章
信濃毎日新聞      2012年
山と海の考古学 -10- 縄文時代の狩猟
松井章
信濃毎日新聞      2012年
「野生動物と家畜と人間と ―動物・環境考古学の世界」
松井章
第24回 濱田青陵賞授賞式シンポジウム要旨集   6-16   2011年
山と海の考古学 -6- 最古の伴侶動物イヌ
松井章
信濃毎日新聞      2011年

書籍等出版物

 
日本人と馬-埒を越える一二の対話
末崎真澄・松井章・玉蟲敏子
東京農業大学   2015年4月   
東叡山寛永寺徳川将軍家御裏方霊廟第三分冊
金原正明・金原正子・松井章
寛永寺谷中徳川家近世墓所調査団編 吉川弘文館   2012年   
The SAA Archaeological Record
Matsui, A., (松井章)
SOCIETY FOR AMERICAN ARCHAEOLOGY   2011年   
立命館大学文学部学芸員課程研究報告13 姫路市見野古墳群発掘調査報告
丸山真史・馬場基・松井章
立命館大学文学部   2011年   
新修 福岡市史 資料編 考古3―遺物からみた福岡の歴史―
富岡直人・屋山洋・松井章・丸山真史
福岡市   2011年   

講演・口頭発表等

 
中世大友府内町遺跡出土の骨角製品-両歯櫛の系譜について
松井 章 ・真貝理香
日本動物考古学会第2回大会 若狭三方縄文博物館   2014年11月30日   
佐賀市東名遺跡群出土の耳石の種同定と、その動物考古学的意義
松井章・大江文雄・丸山真史・ 西田巌・真貝理香
日本動物考古学会第2回大会 福井県立三方青年の家   2014年11月29日   
考古学から見た味生の歴史 [招待有り]
松井 章
松山市考古館市民講座   2014年2月1日   
東日本大震災における文化財レスキューの活動とその成果
松井 章
2014年1月7日   
古代の馬の祭祀について
松井 章
日本ウマ科学会 第26回学術集会シンポジウム「日本の馬と祭り — 神に願う —」 東京大学農学部   2013年12月2日   

Works

 
フィージ諸島 考古学調査
1994年

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2010年 - 2011年    代表者: 松井章
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2008年 - 2011年    代表者: 馬場悠男
本計画の目的は、歴史的に貴重であるにもかかわらず改葬のため実物が失われる将軍親族遺体から考古学的・人類学的な情報を抽出し、後世においても科学的に検証できる形で保存することである。
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2007年 - 2009年    代表者: 松井章
オオカミからイヌ、イノシシからブタへと、野性種から家畜種への変化を、従来の比較形態学的な研究に加えて、DNA分析と、安定同位体による食性の研究により明らかにした。また中国浙江省の約6千年前の田螺山遺跡、韓国金海會〓里貝塚の紀元前1世紀から紀元後1世紀の貝層から出土した動物遺存体、骨角器の報告書を、国内の遺跡同様に執筆した。さらに、ラオス北部の山岳少数民族の村に滞在し、ブタ、イヌ、ニワトリの飼育方法、狩猟動物と焼畑との関係について調査を行った。
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2006年 - 2009年    代表者: 中村慎一
田螺山遺跡の各種自然遺物を対象としてさまざまな分析を実施した。その結果、この遺跡は紀元前5000年-3500年頃の遺跡であり、最終的には海水面の上昇により水没したことが明らかとなった。その住民は、狩猟・漁撈・採集により淡水域周辺の資源を中心とする多様な食料を獲得すると同時に、稲作にも従事しており、漆や茶の利用が始まっていたことも判明した。一方、海産資源の利用は低調で、イノシシ(ブタ)もまだ完全には家畜化されていないことがわかった。
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2006年 - 2009年    代表者: 石黒直隆
東アジアの家畜ブタおよび野生イノシシの起源地を求めて、インドネシアでの野生イノシシの遺伝的解析を行った。スマトラ島、ジャワ島、ロンボク島、シュラベシ島などから223頭の野生イノシシ資料を採取し、ミトコンドリアDNAのコントロール領域574bpの塩基配列を決定して系統解析を行った。インドネシアの野生イノシシは、Sus scrofa, Sus celebensis, Sus vurrucosusと思われるクラスターに型別された。系統解析よりインドネシアは、東アジアに生息する野生イノシシの起源地...