書籍等出版物

2012年12月25日

社会科教授用図書におけるアイヌ民族関係記述の生成と展開

  • 吉田正生

担当区分
単著
出版者・発行元
風間書房
記述言語
日本語
著書種別
学術書

本書は、アイヌ民族を取り上げた「教科教育実践」を研究対象とし、隣接の社会諸科学とは異なった社会科教育学固有のアプローチにより、諸実践の特徴・問題点などを明らかにしようとしたものである。ここでいう「教科教育実践」とは、カリキュラム・授業(の創造・実践)、教科書・副読本(の作成)である。
本研究では、これらのうち中学校社会科教科書(歴史的分野)、そして道内の小学校社会科副読本を取り上げ、それらにおけるアイヌ民族関係記述の実態と変遷、そしてその背景にある生成要因を明らかにしようとしている。実態といっても資料等の関係から平成14年の時点で分析は終わっている。
Ⅰ章からⅢ章において中学校社会科副読本を取り上げ、Ⅳ章において道内の小学校社会科副読本を取り上げている。
「学問との偏差アプローチ」及び「理想化描写記述アプローチ」を記述分析に用い成立背景を明らかにする為に文献研究とインタビューを用いた。