論文

査読有り
2011年12月5日

社会科メディア・スタディズのための中学校社会科歴史授業の開発 ― 明治政府のメディア対策-

社会系教科教育学研究
  • 吉田正生

23
開始ページ
1
終了ページ
10
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
社会系教科教育学会

本論は、政治権力とメディアとの関係の在り方について熟考できる力の育成をめざした中学校社会科授業の開発を目的としている。<br />
そこで、メディアを色々な観点から検討させるメディアリテラシー学習を手がかりにして、社会科メディア学習の授業モデルをまず示し、次にそれをもとに明治政府のメディア対策を教材とした授業プランを開発した。明治政府のメディア対策については、メディア史の成果に拠った。<br />
本論で取った社会科論は、社会科は社会の仕組みを認識する力を育成するだけでなく、それを構想する力を育成する教科であるというものであった。そこで学習内容が二つ浮かび上がった。一つはインターネットという新技術を取り込んだ社会の在り方を考えることであり、今一つがメディア―政治権力のあるべき姿について熟議するものというものである。本論は後者に限定して、授業プランを開発した。