2017年4月 - 2020年3月
『詞律大成』の総合的研究
日本学術振興会 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 17K02434
- 体系的課題番号
- JP17K02434
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 1,820,000円
- (直接経費)
- 1,820,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- その他
森川竹ケイ(1869~1917)は、詞人として高く評価されるが、研究者としても『詞律大成』という詞譜を残している。『詞律大成』は、清・万樹の『詞律』を補訂する目的で著わされた書物であり、『詞律』には見えない詞牌や詞体を収めるほか、『詞律』の説を補強するような見解も見られ、竹ケイが多くの書物や作品を広く参照しながら編纂を進めたことが分かる。
『詞律大成』の優れた見解の中には、清・秦ケンの『詞繋』と一致する点がある。『詞繋』も『詞律大成』も、いずれも『詞律』の補訂を行おうとした書物であり、それが両著の説の暗合という結果を生んだのではないかと考えられる。以上のような点について研究を行った。
『詞律大成』の優れた見解の中には、清・秦ケンの『詞繋』と一致する点がある。『詞繋』も『詞律大成』も、いずれも『詞律』の補訂を行おうとした書物であり、それが両著の説の暗合という結果を生んだのではないかと考えられる。以上のような点について研究を行った。
- ID情報
-
- 課題番号 : 17K02434
- 体系的課題番号 : JP17K02434