基本情報

所属
東北大学 大学院農学研究科・農学部 応用生命科学専攻 教授

J-GLOBAL ID
200901049061884731
researchmap会員ID
1000160682

外部リンク

委員歴

  48

論文

  130

MISC

  34

書籍等出版物

  13

講演・口頭発表等

  132

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

産業財産権

  1

社会貢献活動

  8

その他

  22
  • 2016年6月 - 2016年6月
    暑熱時では体温上昇抑制のため、飲水過多になる結果、排泄物の水分含量が多くなる。本研究ではARBOCELを給与することで、排泄物中の水分含量におよぼす影響を調べる。2週齢肉用鶏を4区(対照区・暑熱区×ARBOCEL添加・非添加)に分け、33 °Cで1週間(対照:24 °C)飼育し、この間の飼養成績・排泄物中水分量を測定する。
  • 2016年4月 - 2016年4月
    肉用鶏に「カルスポリン」を給与し、飼養成績(増体重・飼料効率など)と腹腔内脂肪(含量・脂肪酸組成など)のデータを取得し、肉質に及ぼす影響を明らかにする。4区設定(対照区と試験区:3区)し、0日齢~42日齢まで飼養し、28日齢と42日齢で解体し、評価項目を分析する。
  • 2015年10月 - 2015年10月
    黒麹菌を給与した肉用鶏の腸内細菌叢、免疫、酸化ストレスならびに骨格筋タンパク質代謝に対する影響を通常飼育条件と暑熱感作条件下で調査し、黒麹菌の作用機序をできるだけ詳しく明らかにする(腸内細菌叢の解析にはメタゲノム解析を行う。
  • 2015年8月 - 2015年8月
    通常環境時・暑熱ストレス負荷時の肉用鶏雛の生産性低下に対する飼料用米・有色米給与による改善効果の作用機序を解明する。生産性低下に対する腸内細菌叢の変化にも着目し、飼料用米、有色米給与に伴う腸内細菌叢や腸管内自然免疫、育成状態、肉質の応答に関するデータベースを作成、プロファイルとして集約するとともに、次年度からの米糠給与によるデータ蓄積につなげる。
  • 2015年7月 - 2015年7月
    2014年に共同研究締結した枯草菌の暑熱試験の追加分析 2014年に実施した暑熱試験の腸管内容物サンプル(冷凍保存)を次世代シーケンサーによる16sRNAベースのメタゲノム解析を実施する。
  • 2015年6月 - 2015年6月
    ミトコンドリア機能が魚肉の品質に及ぼす影響を明らかにする。 飼育条件や取りあげ条件等が異なる養殖魚をサンプルとして、ミトコンドリア機能および魚肉の鮮度や酸化度合い等の品質評価を行い、上記の影響について考察する。
  • 2014年8月 - 2014年8月
    ピロロキノリンキノン摂取により鶏の生育促進効果が認められるかを確認し、飼料添加物としての可能性を探る。 鶏にPQQを経口投与し、生育促進効果を評価するとともに、エネルギー、タンパク質・脂質あるいは糖代謝への影響を検討する。
  • 2014年5月 - 2014年5月
    枯草菌製剤が鶏の増体量、飼料摂取量、飼料効率におよぼす影響を調査する。 通常環境と暑熱環境において、対照区(枯草菌未添加飼料給与)と試験区(枯草菌添加飼料給与)を設定。0日齢から飼育し、21日齢から28日齢まで33℃の慢性暑熱を感作する。経時的に体重、飼料摂取量を計測し、屠殺後(28日齢)には体重増に影響を及ぼす酸化ストレス応答・代謝関連遺伝子発現などを解析する。
  • 2014年4月 - 2014年4月
    鶏飼料にトレハロースを添加した場合の効果を調べる。
  • 2014年4月 - 2014年4月
    暑熱環境下で発生する酸化ストレスは、肉用鶏の飼養成績・肉質を低下し、これを防ぐために抗酸化物質の投与が広く行われている。しかし、一部の抗酸化物質は、生体内において酸化促進剤(プロオキシダント)となることから、食餌性の抗酸化物質給与は暑熱下のニワトリに悪影響をもたらす可能性がある。生体を抗酸化力を強化すると同時に、このような問題を回避する方法の一つとして、生体内で合成される抗酸化物質の材料を供給することが提案される。本研究では、ジペプチドの構成アミノ酸であるβ-Alaを給与した肉用鶏の飼養成績・肉質を調べ、同アミノ酸が暑熱ストレスの低減に有効かないかを検証した。
  • 2013年8月 - 2013年8月
    ピロロキノリンキノン摂取により鶏の生育促進効果が認められるかを確認し、飼料添加物としての可能性を探る。鶏にPQQを経口投与し、生育促進効果を評価するとともに、エネルギー、脂質あるいは糖代謝への影響を検討する。
  • 2013年6月 - 2013年6月
    暑熱感作時における肉用鶏の成長低下には、酸化ストレス、炎症応答、体タンパク質分解、腸内細菌叢の変化などが関与していると考えられる。本研究では、これらの発症機序を分子レベルで統合的に解明するとともに、暑熱適応を可能にする機能性飼料資材の探索とその実質的作用の検証を行う。
  • 2013年5月 - 2013年5月
    30-100ppmの枯草菌製剤を添加した飼料を鶏に自由摂取させ、経時的に体重、飼料摂取量を計測する。また、屠殺後には体重増に影響をおよぼす酸化ストレス応答・代謝関連遺伝子発現を解析する。
  • 2013年4月 - 2013年4月
    鶏飼料にトレハロースを添加した場合の効果を調べる。
  • 2012年8月 - 2012年8月
    ピロロキノリンキノン摂取により鶏の生育促進効果が認められるかを確認し、飼料添加物としての可能性を探る。
  • 2012年2月 - 2012年2月
    アナカルジン酸の作成及び精製
  • 2011年8月 - 2011年8月
    EFBモラセスの飼料化評価および焼酎粕濃縮液の飼料としての機能性評価 (1)EFB由来C5モラセスの配合飼料への添加の可否判断試験 (2)焼酎粕濃縮液の機能性確認試験(12月末報告) (3)EFB由来C5モラセスの飼料としての付加価値評価試験
  • 2011年1月 - 2011年1月
    市販製品のヒト間葉系幹細胞を用い、三角座標面上でBCAAの組成の異なる培地で培養し、BCAAに対する細胞増殖変化を網羅的に検討する。BCAAの最適組成の検索には、反応曲面解析手法を駆使する。
  • 2010年4月 - 2010年4月
    採卵鶏におけるトウモロコシの飼料用米による全量代替給与技術の開発、ブロイラーにおけるトウモロコシの飼料用米による全量代替給与技術の開発、飼料用米給与が地鶏の生産性および肉質に及ぼす影響、飼料用米によるストレス環境下での肉用鶏生産技術の開発、消化酵素の鶏腸管機能活性化による飼料用米の利用性向上の開発、鶏に対する飼料用米のアミノ酸栄養の評価、寒冷地における鶏に対する飼料用米の効率的給与技術の開発、暖地における高品質肉用鶏への飼料用米給与技術の開発、飼料米を利用した卵重制御及び保存性の高い鶏卵の生産、飼料用米油脂成分の機能性を利用した孵化後早期飼料の開発、飼料用米とその成分による鶏の抗病性および機能性付与技術の開発、鶏への飼料用米給与による消化管機能活性化技術の開発、ニワトリにおける飼料米の肉質に対する機能性の研究、鶏の飼料用米利用による食欲制御技術の開発、鶏における有色飼料用米の栄養価評価と機能性付与技術の開発
  • 2009年7月 - 2009年7月
    本試験では、1)茶殻(爽健美茶)は未処理の場合には変敗し易く、またそのままの給与では家畜の嗜好性も悪いことから、パイナップル粕を水分調整剤として加え、さらに乳酸菌を添加してサイレージ化したものを調製し、その発酵品質や飼料成分・栄養価の分析を行なった。本茶殻サイレージは水分含量が65%前後で、TDN57-60%、CP6.6-9.2%と、TDN65%以上に達するとうもろこしサイレージよりやや低いTDN値であった。サイレージの発酵品質は極めて良く、有機酸組成も乳酸がほとんどで、評価法として用いられているVスコア値はいずれも99.0点以上であった。さらに、2)搾乳牛・肥育牛・繁殖和牛への給与効果を調査したところ、嗜好性はきわめてよく、肥育牛の成長・繁殖和牛のボデイコンデションは正常に維持され、また搾乳牛では乳量や乳質(脂肪、タンパク質、乳糖)、ならびに脂肪酸組成に対照区との間に差は認められず、正常に保たれていた。また血液サンプルを経時的に採取して生化学的検査を行なった。その結果、多給すると嗜好性が良いため第一胃における窒素不足を引き起こす可能性も考えられたが、その他、生化学的指標から茶殻サイレージ給与による異常は見出されなかった。また血中抗酸化能ならびに分離白血球の炎症性を含むサイトカイン遺伝子の発現からもサイレージ給与による特段の変化は認められなかった。以上から、本試験で供試した茶系飲料残渣は、それを産生する地域の工場との連携によって、食品残渣サイレージとして飼料利用ができ、地域密着型エコフィード開発の観点からも、その技術開発の意義は大きいと考えられた。