2008年 - 2010年
コリン作動性神経-間質細胞-平滑筋の情報伝達が過活動膀胱の病態発現に果たす役割
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 20580322
- 体系的課題番号
- JP20580322
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,680,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では、尿失禁などの排尿障害を主徴とする過活動膀胱の発症メカニズムを明らかにする目的で、過活動膀胱のモデルマウスを作成し、膀胱の内在神経を電気刺激した時の収縮反応を解析した。その結果、モデルマウスでは、これまで知られていた神経による収縮に加え、未知の神経を介する収縮が新たに発現し、この成分の占める割合が増加することが明らかになった。この未知神経を介した収縮の実態が解明されれば、過活動膀胱の新たな治療薬のターゲットとなることが考えられた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 20580322
- 体系的課題番号 : JP20580322