江口 昇勇

J-GLOBALへ         更新日: 19/08/22 02:40
 
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研究者氏名
江口 昇勇
eメール
eguchinn-fukushi.ac.jp
所属
日本福祉大学
部署
スポーツ科学部スポーツ科学科
職名
教授
学位
教育学修士(名古屋大学)

研究分野

 
 

経歴

 
1978年4月
 - 
1985年3月
医療法人生々会松蔭病院 臨床心理員(常勤勤務)
 
1984年10月
 - 
1991年3月
同朋大学 社会福祉学部 講師
 
1985年4月
 - 
1989年3月
同朋大学 社会福祉学部付属児童相談室 相談員
 
1985年4月
 - 
1991年3月
医療法人生々会松蔭病院 臨床心理員(非常勤勤務)
 
1989年4月
 - 
1990年3月
愛知教育大学 教育学部総合科学課程 兼任講師
 

学歴

 
1973年4月
 - 
1975年3月
名古屋大学 教育学部 
 
1975年4月
 - 
1978年3月
名古屋大学 教育学研究科 博士前期課程教育心理学専攻
 

論文

 
学校現場における高機能広汎性発達障害を巡る諸問題
『愛知学院大学心身科学部紀要』   2 41-50   2007年3月
今日、学校現場では発達障害児がからむ学級崩壊の事例や、その保護者からの度重なるクレームにより教師が鬱状態に陥ったり、休職に追い込まれるケースが後を絶たない。軽度発達障害の中でもとりわけ広汎性発達障害児はその独特の対人関係様式や雰囲気により教師にとっても対応が最も困難と思われる。本論では、そうした現代の学校現場での実情を概括した上で、広汎性発達障害を極力、現場教師に分かり易く伝えると同時に、教師が陥りやすい逆転移について詳細な検討を行い、対応方法を述べた。
軽度発達障害児がからむ危機介入の事例-学校査定とコンサルテーションの実際-
『心理臨床研究』 (愛知学院大学心理臨床・教育相談室紀要)   (7・8合併号) 17-27   2007年3月
軽度発達障害の中でも高機能広汎性発達障害を疑う児童によるストーカー行為のために被害女児が過敏に反応し、保護者から対応要請に学校側が困惑を覚え、筆者が危機介入を依頼された。筆者はコミュニティ・アプローチ的手法を取りながら、学校査定を行いつつ、コンサルテーションを重ねて事態を沈静化させたのであるが、そのプロセスを時間経過と共に詳述した。これからこうした介入が現場では増えることが予想されるため、その場合の方法論も提示した。
現代における親子関係のパターンと発達障害児を育てる過程で親として成熟すること
『心理臨床研究』 (愛知学院大学心理臨床・教育相談室紀要)   (2006年度増刊号) 59-69   2007年3月
幼稚園・保育園、小・中・高等学校では親の顔色をうかがう良い子と自分勝手でわがままな暴君・女帝がいる。彼らのあり方が親のどのような育て方から由来しているかを考察した。また筆者のADHD傾向を持つ子との子育て体験をベースに、発達障害児とかかわることの大変さと、子育てがそのまま「親育ち=親として育つこと」につながることを述べた。まず現代における典型的な親子のあり方を7タイプに区分、それぞれの健康度と臨床像を組み合わせた鳥瞰図を提示し、それへの概説を述べた。次に子育てを巡る諸問題を取りあげ、子ども...
修士修了直後、ならびに臨床心理士資格取得後の勤務状況、研修、スーパービジョン等についての追跡的研究2
田畑治、石牧良浩、佐部利真吾、高木希代美、辻貴文、池田豊應、江口昇勇、生越達美、酒井亮爾、杉下守男、鈴村弥
『愛知学院大学心身科学部紀要』   2 19-28   2007年3月
臨床心理士養成について、修士修了者を対象に調査を行った、その第二弾である。本研究は文部科学省からの学術フロンティア推進事業の一環として行われた。
修士修了直後、ならびに臨床心理士資格取得後の勤務状況、研修、スーパービジョン等についての追跡的研究3
田畑治、近藤千加子、佐部利真吾、高木希代美、辻貴文、池田豊應、江口昇勇、生越達美、酒井亮爾、杉下守男、鈴村弥
『愛知学院大学心身科学部紀要』   2 41-50   2007年3月
臨床心理士養成について、修士修了者を対象に調査を行った、その第二弾である。本研究は文部科学省からの学術フロンティア推進事業の一環として行われた。

書籍等出版物

 
『日本の心理臨床の歩みと未来-現場からの提言』
木之下隆夫、藤原勝紀、菅佐和子、江口昇勇、兒玉憲一、他15名(4番目) (担当:共著, 範囲:第3章 学校現場で求められる臨床活動のあり方-スクールカウンセラーの過去・現在・未来-)
人文書院   2007年8月   
かつて中堅臨床心理士として切磋琢磨しながら腕を磨いてきた仲間が熟年の域に達した。その仲間が未来の心理臨床について提言した。筆者はスクールカウンセラーの立場から、高機能広汎性発達障害の児童が引き起こしたストーカー行為と学級崩壊についての危機介入を行った。特に学校の教師に対するコンサルテーションのあり方を巡って提言したが、これらの問題は近未来的な出来事であろうと考えている。
『床心理学にとっての精神科臨床-臨床の現場に学ぶ-』
渡辺雄三、総田純次、成田善弘、松木邦裕、江口昇勇、他16名(7番目) (担当:共著, 範囲:第Ⅱ部 第1章 精神科の患者さんから学ぶべき課題)
人文書院   2007年6月   
筆者が病院臨床に専念していた間、患者さんとのかかわりから修得した精神病理水準の見立て、あるいは自分自身が体験した深層世界が患者さんとの無意識的被影響によるものであることを述べた。
『事例に学ぶ心理臨床実践セミナーシリーズ臨床心理査定研究セミナー心理アセスメント』
森田美弥子、山田麻紗子、江口昇勇、松本真理子、藤田晶子、他28名(3番目) (担当:共著, 範囲:臨床心理アセスメントの現状と教育のあり方をめぐって)
至文堂   2007年4月   
臨床心理士養成大学院における心理アセスメントをいかに教育するか、あるいは今日、臨床心理士として心理アセスメントをどのように臨床の場で活用しているかを話し合った。筆者はスクールカウンセラーの立場からも心理アセスメントの積極的活用に言及した。
(「現代のエスプリ」別冊)
『クラスに悩む子どもたち-新しい学校作りに向けて-』
菅佐和子、木之下隆夫、江口昇勇、大山泰宏、加藤寿美子、他3名(1番目) (担当:共著, 範囲:高校生の箇所を担当)
人文書院   2004年6月   
クラスにおける子どもたちの実像を捉えたいという編集者の意図から、江口は高校生の場合を担当した。守秘義務から実際の事例を述べることができないため、日頃の臨床で会っている高校生の数名から合成し、創作で事例を描いてみた。どちらかといえば進学校として有名な私立の高校を舞台にしての優等生の事例を取りあげた。
『臨床実践の知-実践してきたこの私-』
田畑治、森田美弥子、金井篤子、本庄秀次、江口昇勇、他13名(8番目) (担当:共著, 範囲:第Ⅱ部 学校での臨床実践 5章 学校現場における臨床の知-教師へのコンサルテーション-)
ナカニシヤ出版   2003年3月   
最初に心理臨床家としての歩みを述べるという約束から、大学院生時代のクライエントセンタードセラピーに始まり、現象学的精神病理学、精神分析学を経由して現在の分析心理学に辿り着くまで、また障害児臨床からスタートし、精神科臨床、夢分析による個人心理療法を経由して、それらを機軸にしつつもスクールカウンセラーを体験したために徐々にコミュニティ・アプローチの手法に目覚めていった過程を述べた。その後に、学校臨床の実際を二つの事例を通して紹介した。

講演・口頭発表等

 
ワークショップ 発達障害を巡って 日本臨床心理士会主催
司会:鶴光代 コメンター:後藤秀爾 話題提供者:江口昇勇
日本心理臨床学会学校臨床心理士全国研修会   2009年8月   日本心理臨床学会
日本心理臨床学会・学校臨床心理士の全国研修において、発達障碍に関するワークショップを開催した。
担当部分:講師
学会企画シンポジウムⅠ よりよいコミュニティ援助をめざして -過酷な状況の中で苦しむ人々を多様な連携・協働から支援する方法を模索する-
企画・司会:江口昇勇 シンポジスト;大谷基恵、喜多一憲、杉浦勝子、多田元、森上一美
日本コミュニティ心理学会 第11回大会   2008年6月   日本コミュニティ心理学会
虐待等、過酷な状況下で専門職として働く人びとが一堂に会して、コミュニティ援助の方法を話し合うことにした。
担当部分:企画から司会までを担当する
学会企画シンポジウムⅡ 臨床心理士養成大学院における「臨床心理地域援助特論」を巡って
司会:田畑治 話題提供者:江口昇勇、塩谷亭、久田満 コメンター:植村勝彦
日本コミュニティ心理学会 第11回大会   2008年6月   日本コミュニティ心理学会
臨床心理士養成大学院で臨床心理地域援助特論を担当する教員が、そのあり方を巡って討論を展開した。
担当部分:企画とシンポジストを担当
ワークショップ F.学校臨床
日本人間性心理学会 第25回大会   2006年11月   日本人間性心理学会
学校現場において対応に苦しむ保護者や子ども、あるいは様々な学級崩壊に陥っている場合、さらに不登校やその他の危機的状況にある場面を想定しての対応方法を伝授した。
学校崩壊状態におけるスクールカウンセラーの役割とその限界性を巡って
日本人間性心理学会 第25回大会   2006年11月   日本人間性心理学会 第25回大会
差別地域に設置された中学にスクールカウンセラーとして入っているが、学校崩壊状態になっており、教師集団の疲弊が尋常ではなくなっている。そこへの支援方法を発表した。

Works

 
いじめを生きる力にする育て方
その他   2007年4月
昨秋から話題となっているいじめ問題について、いじめに生き抜くたくましさの必要性を説いた。
健康な高校生と一般的な発達課題
その他   2007年3月
一般的に健康な高校生の姿を素描し、実際にはこうした生徒が見られなくなっている事実を指摘した。
戸田論文へのコメント大学院生における臨床訓練上達のコツ-スーパーバイザー活用の極意-
その他   2007年3月
相談室紀要に執筆した戸田郁子の論文について、指導教員の立場から論文の解説、補足説明を行った。特に院生がスーパービジョンを受ける場合の諸注意や知恵、そのあり方を巡って論を展開した。
軽度発達障害を巡るさまざまな問題
その他   2007年2月
学校が今日、一番対応に困る生徒の中には軽度発達障害を疑うことが多いことを紹介した。
非行・怠学の背後にある問題
その他   2007年1月
非行・怠学傾向の高校生を考える場合、親による心理的~身体的・性的虐待の要因を見逃してはならないことを述べた。