宇都宮 啓吾

J-GLOBALへ         更新日: 17/07/25 23:00
 
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研究者氏名
宇都宮 啓吾
 
ウツノミヤ ケイゴ
eメール
utunomkosaka-ohtani.ac.jp
URL
http://www.orcaland.gr.jp/~utsunomiya/
所属
大阪大谷大学
部署
文学部 日本語日本文学科
職名
教授
科研費研究者番号
40257902

研究分野

 
 

経歴

 
2006年
 - 
2014年
大阪大谷大学 文学部 教授
 

委員歴

 
2011年4月
 - 
2014年3月
智山年表編纂  協力員
 
2009年
 - 
現在
訓点語学会  委員
 
2007年6月
 - 
現在
滋賀県美術工芸品実態調査  主任調査員
 
2004年4月
 - 
現在
京都国立博物館  客員研究員
 
2003年8月
 - 
2009年3月
滋賀県所在古経典緊急調査   主任調査員
 

受賞

 
2016年9月
FIT2016船井ベストペーパー賞(共同)
受賞者: 田中勝,村川猛彦,宇都宮啓吾
 
2013年5月
智山勧学会 智山勧学会 奨励賞 (共同)
 
2004年
情報知識学会2004年度論文賞
 

論文

 
延慶本『平家物語』の書承ネットワーク­ー智積院聖教を手懸かりとしてー
宇都宮 啓吾
根来寺と延慶本『平家物語』(アジア遊学211)      2017年6月   [招待有り]
智積院蔵『秘蔵宝鑰抄巻下』について
宇都宮 啓吾
智山学報   (66)    2017年3月   [査読有り]
和泉国家原寺聖教の形成に関する一考察―智積院聖教・金剛寺聖教を手懸かりに―
宇都宮 啓吾
密教学研究   (49)    2017年3月   [査読有り]
智積院聖教における「東山」関係資料について―智積院蔵『醍醐祖師聞書』を手懸かりとして―
宇都宮 啓吾
智山学報   (65)    2016年3月   [査読有り]
智積院新文庫聖教について―その成立と伝来を巡って―
宇都宮 啓吾
説話文学研究   (50)    2015年7月   [査読有り]
智積院蔵『醍醐祖師聞書』について―意教上人頼賢とその周辺を巡って―
宇都宮 啓吾
智山学報   (64)    2015年3月   [査読有り]
訓点資料を対象としたデジタルアーカイブシステムの構築
田中勝, 村川猛彦, 宇都宮啓吾
情報・システム講演論文集(2015年電子情報通信学会総合大会)      2015年2月   [査読有り]
久安六年本『三国祖師影』の訓点について―池上阿闍梨点を巡る一問題―
宇都宮 啓吾
大阪大谷国文   (44)    2014年3月   [査読有り]
智積院蔵『二障義』について―その伝来を中心として―
宇都宮 啓吾
智山学報   (63)    2014年3月   [査読有り]
十一世紀における天台宗山門派皇慶門流のヲコト点について
宇都宮 啓吾
訓点語と訓点資料   (132)    2014年3月   [査読有り]
教学的交流から見た院政期高野山のヲコト点伝播について―智積院蔵『上新請来経等目録』を手懸かりとして―
宇都宮 啓吾
智山学報   62    2013年3月   [査読有り]
典籍として見た訓点資料
宇都宮 啓吾
口訣研究   30    2013年2月   [査読有り]
初期訓点資料における一問題 ―加点意識と料具を巡る問題―
宇都宮 啓吾
『書誌学報』   40    2012年12月   [査読有り]
智積院新文庫蔵の訓点資料について
宇都宮 啓吾
『訓点語と訓点資料』   (128)    2012年3月   [査読有り]
赤尾 栄慶, 宇都宮 啓吾
京都国立博物館学叢   (33) 109-114,13〜16   2011年5月   [招待有り]
宇都宮 啓吾
訓点語と訓点資料   126 1-17   2011年3月   [査読有り]
訓点資料における漢文訓読史とその料具との関連について述べた。
宇都宮 啓吾
智山学報   60 1-41   2011年3月   [招待有り]
江戸初期に始まる洛東智積院において集積された聖教群の歴史的背景について述べ、智積院新文庫聖教が根来寺や家原寺聖教と関わること、また、そこにある聖教群の位置付けや注目される個別聖教について指摘した。
渡上 将治, 村川 猛彦, 宇都宮 啓吾, 中川 優
情報知識学会誌   20(2) 189-194   2010年5月   [査読有り]
筆者らがこれまでに構築してきた聖教書誌情報全文検索システムは,サーバに接続して使用する必要があるため,山奥などでは利用できないという問題点があった.そこで,インターネット環境に依存しない,1台のノートPC上のみで動作するスタンドアロンのシステムの構築を行った.サーバ部のOSをLinuxからWindowsに変更したが,対象データと全文検索エンジンは同じものを使用し,従来のシステムに存在した機能に加えて,新たなデータの追加や,各聖教に対するコメントを残すことができる機能を実装した.本システムと...
宇都宮 啓吾
大阪大谷国文   (40) 45-51   2010年3月
従来、その場所が特定されていない『更級日記』の「みつさかの山」について、御物本の表記を検討することによって、近江国「三上山」であることを指摘した。
近江の聖教とその伝来
宇都宮啓吾
『近江の文化と伝統』   551-563   2010年6月   [招待有り]
滋賀県下における聖教の中から、主要なものを取り上げ、その伝来の意義について述べた。
紙背聖教の訓点について―訓点資料研究の一視点―
宇都宮啓吾
『古典語研究の焦点―武蔵野書院創立90周年記念論集』   545-567   2010年1月   [招待有り]
従来、典籍の紙背に聖教を書写された、所謂「紙背聖教」は反古紙の利用として捉えられてきたが、その紙背聖教の訓点を手懸りとして、紙背聖教が対外交渉史や典籍史の問題と関わることを指摘した。
宇都宮 啓吾
訓点語と訓点資料   123 59-70   2009年9月   [査読有り]
宝幢院点の成立について、その創始者を延殷とし、その対外交渉の問題やヲコト点展開史上の問題について述べた。
宇都宮 啓吾
智山学報   58 47-63   2009年3月
智積院新文庫蔵『通解抄』の奥書を手懸かりとして、中世智積院が高野山南谷に存在し、その創建が鎌倉極末~南北朝期の光輪房定覚になることを述べた。その結果として、従来言われる智積院の成立を根来寺における長盛とする件についての再検討の可能性を述べた。
宇都宮 啓吾
日本歴史   (728) 17-22   2009年1月   [招待有り]
訓点資料研究の可能性として、歴史学や他分野との連携を如何に図ることが出来るかを、具体的な例と共に述べた。
智積院新文庫蔵『管見抄』(断簡)について
宇都宮啓吾
『白居易研究』(勉誠社)   (10) 246-276   2009年   [査読有り]
智積院新文庫に所蔵される『管見抄』(断簡)が、内閣文庫本(重要文化財)と僚巻であることを明らかにし、この点から本書が根来寺に伝来していたこと、また、その教学的環境について述べた。
摂関期の訓点資料
宇都宮啓吾
平成20年度仏教美術研究上野記念財団助成研究会 報告書「摂関期の美術」      2009年   [招待有り]
訓点資料の史的概観と共に、摂関期を中心とした訓点資料の特徴について述べた。
村川 猛彦, 宇都宮 啓吾, 中川 優
情報処理学会論文誌. データベース   1(3) 96-107   2008年12月   [査読有り]
寺院に所蔵されている様々な文書や典籍(聖教)において,その奥書には書写・伝授などの由来が記録されており,人文研究者にとっては,聖教の形成や当時の人間関係など様々な歴史的事象を知る手がかりとなる.そのような研究を支援するため,全文検索エンジンHyper Estraierを用いた書誌情報検索システムを試作した.登録した聖教情報は,7種類の出典目録から合わせて44 135件である.検索語入力の手間や入力ミスといった問題を解消するため,検索結果においてキーワードを強調表示し,そのキーワードで検索で...
村川 猛彦, 山中 克真, 宇都宮 啓吾, 中川 優
情報知識学会誌   18(2) 87-92   2008年5月   [査読有り]
聖教において,奥書や,所蔵・書写年などの情報は,その形成や当時の人間関係を知る手掛かりとなる.既にその全文検索システムを構築してきたが,本研究では,そこに含まれるキーワードの機械的抽出を試みた.年代情報は,和暦年を生成して,全文インデックスに存在するものを見つけた.寺院情報は,「寺」の文字に着目してテキストマイニングを行った.文字単位のトライ構造を用いて,キーワードをデータベースに登録し,検索結果にリンクとして付与するよう,検索システムを改良した.
宇都宮 啓吾
大阪大谷国文   38 1-16   2008年3月
新義真言宗智山派那古寺に所蔵される奈良写経について、その書誌学的価値とその伝存の経緯について分析を行ない、文化財としての価値の高い事について述べた。
宇都宮 啓吾
日本語の研究   4(1) 203-187   2008年1月   [招待有り]
本稿では、訓点資料研究の一問題として、高麗続蔵経(義天版)の伝持者と真言宗における西墓点使用者とが重なる点や、高野山における喜多院点伝播が高野山中院明算周辺と関わる点、心覚を巡る教学等を具体例に、院政期における訓点資料とその加点者や伝持者を手懸かりとした教学的交流の実態とそこから得られる典籍の素性や加点・移点・伝持に関する分析の必要性を述べた。特に、白河・鳥羽院政期における真言宗の緊密な教学的交流の実態(その一つとしての仁和寺教学圏の問題)と諸宗に亘るヲコト点流布や訓点本の伝持の問題に注目...
宇都宮 啓吾
金沢文庫研究   (319) 1-20   2007年10月   [招待有り]
称名寺聖教『瑜祇経伝授次第』について、漢文訓読史上の価値を中心に、国語学的な観点からその価値を述べ、併せて、翻刻文を掲載した。
朴 明哲, 森本 雅史, 立花 純児, 村川 猛彦, 宇都宮 啓吾, 中川 優
情報知識学会誌   17(2) 105-110   2007年5月   [査読有り]
寺院に所蔵されている様々な文書や典籍(聖教)において,その奥書には書写・伝授などの由来が記録されており,聖教の形成や当時の人間関係,およびその教学的な環境を知る手掛かりとなる.このような人文研究を支援するため,全文検索エンジンHyper Estraierを用いた聖教検索システムと,既発表の僧侶人間関係検索システムの発展版として,複数の師匠に対応した系図表示システムを構築した.両システムの連携についても述べる.
宇都宮 啓吾
大阪大谷国文   37 45-60   2007年3月
龍谷大学本『諸嗣宗脈紀』を手懸かりとして、此書が鳳潭の作になり、現在流布する『諸嗣宗脈紀』の形態が後人の改編本であることを指摘し、その校合をも行なった。
宇都宮 啓吾
智山学報   56 259-282   2007年3月   [招待有り]
智積院新文庫蔵『胎蔵界念誦儀軌』院政期点の分析を通して、書写・加点者の淳観の素性の分析と鳥羽院政期における訓点本流布の問題について検討した。
聖教調査におけるデータの整備を巡る問題―「念仏宗僧運覚」・書誌情報を中心として―
宇都宮啓吾
基盤研究(A)(1)「金剛寺一切経の総合的研究と金剛寺聖教の基礎的研究」報告書   576-586   2007年
「念仏宗僧運覚」・書誌情報を手懸かりとして、聖教調査において果たされるデータの整備を巡る問題について述べた。特に念仏宗僧運覚を巡る問題については、院政期真言宗における諸宗交流として分析を行なった。
A Database System of Buddhist Canons
宇都宮啓吾(共著・6th)
Proceedings of the Seventh Joint Conference on Knowledge-Based Software Engineering   327-336   2007年   [査読有り]
ディジタルカメラで撮影された仏典画像を対象とした,画像処理方法および閲覧アプリケーションを報告している.さらに,設計したデータベースの概要や,このデータベースを用いた活用方法についても述べている.
宇都宮 啓吾
国文論叢   (36) 123-138   2006年7月   [招待有り]
江戸時代に成立した諸宗派の系図集である『諸嗣宗脈紀』より、長谷寺と関わる法相宗部に関して、その資料的価値について述べると共に、その翻刻を行なった。
宇都宮 啓吾
京都国立博物館学叢   (28) 43-54,5   2006年5月   [招待有り]
京都国立博物館蔵『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』が仁和寺御流正嫡の訓読を伝える資料であることを具体的に指摘し、その訓法と『金剛峯楼閣
一切瑜伽瑜祇経』訓読史を巡る問題について指摘した。
張 蓉, 仁野 洋平, 田中 猛彦, 中川 優, 青木 進, 宇都宮 啓吾, 落合 俊典
情報処理学会研究報告. 人文科学とコンピュータ研究会報告   2006(10) 25-32   2006年1月   [査読有り]
金剛寺一切経を対象としたディジタルアーカイブ化を目的として, ディジタルカメラで撮影された経典画像を解析し, 認識された文字位置の座標情報をデータベースに格納する一連の画像処理システムを開発している.画像を縦方向または横方向にのみ走査することで, 本文でない領域を求め, 文字領域を認識する.求めた座標情報を用いて, 重なり位置の推定や, 合成して1枚の画像として見せるための座標の計算を試みている.
西教寺正教蔵の訓点資料について
宇都宮啓吾
『小林芳規博士喜寿記念論文集』   440-462   2006年   [招待有り]
西教寺正教蔵に存する訓点資料について、その具体的資料と素性について検討し、天台宗系統の聖教と訓点資料との関わりについて述べた。
日本語文章添削システムの構築について
宇都宮啓吾
現代GP「実践力をつける実習教育統合支援システム」平成17年度報告書      2006年3月
ネット上において、文章添削の指導を行なう為のシステムをmoodleを用いて制作し、その概要と意義、具体的運用のあり方について述べた。
仁野 洋平, 田中 猛彦, 張 蓉, 中川 優, 青木 進, 宇都宮 啓吾, 落合 俊典
情報知識学会誌   15(2) 15-18   2005年5月   [査読有り]
聖教調査等によって集積された仏教画像閲覧のためのデータベースシステムの構築に関して述べた。
宇都宮 啓吾
大谷女子大国文   35 39-52   2005年3月
高野山金剛峯寺に所蔵される国宝「中尊寺経」中の『六字神呪王経』の訓点について、その言語事象と訓点史上の位置付けについて述べ、併せて翻刻を行なった。
景雅と光明山―訓点資料から観た諸宗交流の一側面―
宇都宮啓吾
『頼富本宏博士還暦記念論文集』(法蔵館)   213-234   2005年12月   [招待有り]
院政期における諸宗交流の問題を訓点資料の面から検討し、その一つの重要な拠点となった光明山について述べた。
『六字神呪王経』の訓点について
宇都宮啓吾
『中尊寺経を中心とした平安時代の装飾経に関する総合的研究報告書』(文部科学省科学研究費)      2005年3月
高野山金剛峯寺に所蔵される国宝「中尊寺経」中の『六字神呪王経』に訓点が存することを紹介した。
田中 猛彦, 冨金原 賢次, 宇都宮 啓吾, 中川 優
情報知識学会誌   14(3) 44-49   2004年7月   [査読有り]
筆者らがこれまで取り組んできた「平安・鎌倉時代を対象とした僧侶データベースシステム」の概要を紹介するとともに,ここ1年間の活動の中で. SVGによる系図表示の取り組みを報告する.曽侶データベースシステムの開発では,(1)文献の登録と検索,(2)人物の登録と検索,(3)人物間の関係解明,および(4)データの人力支援に焦点を当てた.本システムを活用することで,各種情報の登録・検索の効率化や,従来気付き得なかった人間関係の発見が期待できる.このシステムはJavaで開発しており,系図の表示において...
宇都宮 啓吾
訓点語と訓点資料   112 77-90   2004年3月   [査読有り]
御嶽山清水寺蔵『妙法蓮華経』の訓点が平安前期加点で、法華経訓読史上、最古に属することを指摘し、併せて、白点資料の分析方法に関する知見を述べた。
宇都宮 啓吾
大谷女子大学紀要   (38) 44-99   2004年2月
東寺観智院金剛藏『天台血脈』の素性について▼述べ、併せて影印を付載した。
金剛寺一切経のデジタルアーカイブ化について
『金剛寺一切経調査報告書』(文部科学省科学研究費)      2004年3月
金剛寺に所蔵されている一切経四千数百巻のフルデジタルアーカイブ化の現在の状況とその実践に関して詳述した。
葛川明王院聖教目録
宇都宮啓吾
「回峰行と聖地葛川」(大津市歴史博物館平成16度特展・資料)   (18)    2004年10月   [招待有り]
天台回峰行者の聖地とされる葛川明王院の聖教について、その聖教目録を作成した。
田中 猛彦, 冨金原 賢次, 宇都宮 啓吾, 中川 優
情報知識学会誌   13(2) 18-31   2003年5月   [査読有り]
日本の古代・中世を対象とする研究において,文献や人物の情報に関する本格的なデータベース構築とその検索サービスが望まれている.本研究では,当時の聖教,血脈および尊卑分脈に着目し,それらが持つ様々な属性を整理分類しながら,データベースを試作するとともにその検索サービスを実装した.人物検索システムでは,木構造をなす系図の表示にとどまらず,二人の人物を入力にとりその人間関係を系図で視覚的に表現する関係解明機能を実現した.さらに,人物情報や系図構成に関する大量なデータを効率よくデータベースに格納する...
宇都宮 啓吾
訓点語と訓点資料   110 1-12   2003年3月   [査読有り]
西教寺蔵『無量義経疏』に寛平七年加点のヲコト点を発見し、その実態を考察した。その結果、憐昭自筆加点本として最古にして唯一であること、また、仁都波迦点や乙点図との関わりのあることから、ヲコト点展開史上、重要な資料であることを述べた。
宇都宮 啓吾
大谷女子大学紀要   (37) 135-148   2003年2月
聖教調査におけるデジタルデータ化の問題を、稿者が現在行なっている金剛寺一切経調査を手懸かりに、調査支援・研究支援・教育支援の3つの視点からその試みを述べた。
東明寺蔵『大般若波羅蜜多経』の訓点について ( 2003)
『国語文学史の研究』   (7)    2003年10月   [招待有り]
東明寺蔵『大般若波羅密多経』の訓点について、国語学的な視点から、訓読と音読との問題を述▼べた。
宇都宮 啓吾
情報知識学会研究報告会講演論文集   (10) 9-14   2002年5月   [査読有り]
聖教調査におけるデジタルデータ化の問題を、稿者が現在行なっている金剛寺一切経調査を手懸かりに、調査支援・研究支援・教育支援の3つの視点からその試みを述べた。
田中 猛彦, 冨金原 賢次, 中川 優, 宇都宮 啓吾
情報知識学会研究報告会講演論文集   (10) 15-18   2002年5月   [査読有り]
平安・鎌倉時代を対象とした僧侶データベースシステムの構築について、その具体的な問題を述べた。
冨金原 賢次, 須方 嘉彦, 森本 光洋, 宇都宮 啓吾, 森川 弘信, 田中 猛彦, 中川 優
情報処理学会研究報告. ソフトウェア工学研究会報告   2002(23) 41-48   2002年3月   [査読有り]
系図書(血脈や尊卑分脈)をデータベース化し,単なる情報検索システムではなく,研究者の思考を支援するようなシステムを開発している.本システムを用いると,複数の系図書から人名を検索,抽出できるだけでなく,互いに関係しているかどうかを推測することが困難な二人の僧侶間の関係において鍵を握る人物を求め,系図上に表示することができ,これらの機能により,関係解明を支援する.しかし,システムを本格的に利用するためには,人物並びに系図の構成に関する大量のデータが必要であり,これらのデータ入力の際には困難を要...
宇都宮 啓吾
南都仏教   (81) 58-73   2002年2月   [査読有り]
12世紀における義天版の書写と伝持が、村上源氏を核とした血脈と法脈の紐帯に基づくものであることを述べ、平安・鎌倉時代の訓読活動の問題に血脈の観点の重要性を指摘した。
「日本書紀巻第一・第二聞書」(多和文庫蔵)
『磯馴帖』      2002年7月   [招待有り]
中世日本紀の注釈書「日本書紀巻第一・第二聞書」の校訂本文を、多和文庫蔵に基づいて作成した。
宇都宮 啓吾
大谷女子大国文   (31) 44-64   2001年3月
聖教調査におけるデータ化の問題として、LaTeXによる組版の問題を取り上げ、その問題点と解決法、また、組版に必要なマクロ(スタイルファイル)の作成等を行なった
宇都宮 啓吾
南都仏教   (79) 67-78   2000年11月   [査読有り]
東明寺蔵大般若波羅密多経について、奥書と加点資料を対象とすることによって、その素性を東大寺東南院の如き三論宗の僧侶と考察し、当時の大般若経訓読の問題について言及した。
興聖寺一切経における訓点資料について-その伝来を巡って- ( 2000)
宇都宮啓吾
『鎌倉時代語研究』   (25)    2000年10月   [査読有り]
興聖寺一切経蔵の訓点資料からその素性や伝来の過程を述べ、南都における一切経書写と訓読の問題について言及した。
山本秀人・宇都宮啓吾
『鎌倉時代語研究』   (21)    1998年   [査読有り]
唐招提寺に蔵され、国語学・国文学上貴重と考えられる片仮名文説話三種の影印・翻刻・解説を行った。「取鷹俗母縁」「役行者悲母事」に関する部分を担当した。
興聖寺一切経蔵の古訓点資料について
宇都宮啓吾
京都府古文書調査報告書13集 興聖寺一切経調査報告書   (13)    1998年3月   [招待有り]
興聖寺一切経蔵の訓点資料についてその国語学的な価値や文化史的な問題について論じ、平安・鎌倉時代の南都における訓点の詳細を述べた。
「咲」字と「サク」訓との対応関係の定着について-『万葉集』訓読との関わり-
大谷女子大国文   (27)    1998年
本来、「笑う・笑む」と言う意味の表記として用いられた「咲」字が「サク」訓との対応関係を獲得する過程を、室町時代までに於ける『万葉集』訓読との関わりから述べた。
平安・鎌倉時代に於ける字訓史上の一問題-句形成立の背景について-
小川修三先生退職記念論文集』      1997年11月   [招待有り]
漢字と訓との対応関係に関する問題として、本来の日本語表現として存在しなかった句形の成立について言及した。
興聖寺一切経蔵訓点資料目録
宇都宮啓吾
京都府古文書調査報告書13集 興聖寺一切経調査報告書   (13)    1998年   [招待有り]
興聖寺一切経に存する訓点資料に関する国語学的観点からの目録
久遠寺本『本朝文粋』巻第六における藤原家点本の利用について
『鎌倉時代語研究』   (20)    1997年5月   [査読有り]
清原教隆加点の『本朝文粋』は清原家の家説に基づく加点とされるが、巻第六のみに存する濁音声点の存在から、他家点本の利用を指摘し、また、合点付き訓法の存在から他家点本が藤原家のものであることを述べた。
「急」字と「イソグ」訓との対応関係の定着に就いて-中世に於ける―日常常用漢字に就いての一考察―
宇都宮啓吾
『国語文字史の研究』   (3)    1996年   [招待有り]
「急」字が「イソグ」訓で訓まれる時期を特定し、その結果から、中世が字訓史上の画期となるであろうことを述べた。また、この結果から、中世に於ける字訓史研究の重要性についても言及した。
『本朝文粋』訓読に於ける文章様式と訓法との相関性について-久遠寺『本朝文粋』を手懸かりとして-
『大谷女子大学国文』   (25)    1996年3月
久遠寺本『本朝文粋』を各文体に分類し、そこに見られる訓法上の相違に着目した。その結果から、日本漢文訓読において、原漢文と訓法との間に相関性の見出されることを述べた。▼(『国語学年次別論文集』に採録)
久遠寺本『本朝文粋』に於ける訓読符に就いての一考察ーその施される背景に着目してー
『大谷女子大学国文』   (24)    1995年3月
久遠寺本『本朝文粋』に於ける訓読符をその施される背景に着目して検討した。その結果、本書に於ける訓読符は定訓、乃至はそれに準ずる平易な和訓を背景として施されており、このことから訓読符本来の機能とその機能を用いる加点者の使用意図の問題に就いて言及した。
天理大学附属天理図書館蔵『日本往生極楽記』訓点語彙索引 (『鎌倉時代語研究』 1995)
(18)    1995年8月   [査読有り]
和化漢文訓点資料として重要な天理大学附属天理図書館蔵『日本往生極楽記』を研究資料として活用するために、本文の訓点語彙索引を作成する。本書の豊富な訓点は、当時(平安時代後期)に於ける和化漢文訓読の実態を実態を知る上でも、又、当時の言語を知る上でも貴重なものであり、今後活用されることが期待される。
天理本『日本往生極樂記』の訓法に就いてー文章の性格から観た和化漢文訓点資料の訓法に関する一考察ー
『鎌倉時代語研究』   (17)    1994年5月   [査読有り]
天理本『日本往生極楽記』の訓法に就いて検討を行ない、その結果から和化漢文訓点資料の訓法を問題にする場合、和化漢文に於ける和化漢文的性格と、又、基調としての文章の性格との二つを統合的に考えるべきであることを述べた。
前田育徳会尊経閣文庫蔵『日本往生極樂記』解説並びに影印 (鎌倉時代語研究 1994)
『鎌倉時代語研究』   (17)    1994年5月   [査読有り]
和化漢文訓点資料として重要な前田育徳会尊経閣文庫蔵『日本往生極楽記』を研究資料として活用するために、本文の解説と影印とを公表した。本書には豊富な訓点が施され、当時(鎌倉時代初・中期)の言語を反映した貴重な資料であり、言語資料として、今後とも活用されることが期待されるものである。
本邦の僧伝資料に於ける漢語「誕生」に就いて
『鎌倉時代語研究』   (16)    1993年5月   [査読有り]
平安時代の僧伝資料に於ける漢語「誕生」の用法が従来の指摘とは異なる用法であることを述べた。その結果から、僧伝資料の独自性と漢語受容史上の新たな観点の提示とを試みた。
天理大学附属天理図書館蔵『日本往生極樂記』漢字索引稿
『鎌倉時代語研究』   (16)    1993年5月   [査読有り]
和化漢文訓点資料として重要な天理大学附属天理図書館蔵『日本往生極楽記』を研究資料として活用するために、本文の漢字索引を作成する。本書には豊富な訓点が施され、当時(平安時代後期)に於ける和化漢文訓読の実態を知る上でも、今後活用されることが期待される。
宇都宮 啓吾
国文学攷   p19-39   1992年6月   [査読有り]
紅葉山文庫本『令義解』序との比較から、久遠寺蔵『本朝文粋』が基本的には、清原家の家説に基づく規範的態度によって訓読された資料であることを述べ、加えて、和化漢文訓読に於ける文章と訓法との相関性を示唆した
和漢混淆文に於ける漢語「終焉」の出自に就いて-「往生伝」を出自とする漢語の存在-
宇都宮啓吾
『鎌倉時代語研究』   (15)    1992年5月   [査読有り]
和漢混淆文に於ける漢語「終焉」の出自を、語史的な観点から「往生伝」に求められることを指摘し、その結果を用いて、漢語受容史上の「往生伝」(広くは伝記類和化漢文)の位置に就いても言及した。
東大寺図書館蔵『新修淨土往生傳』影印並びに訓読文
宇都宮啓吾
『鎌倉時代語研究』   (14)    1991年   [査読有り]
院政期の訓点資料として著名でありながらも従来公表されていない此書を、影印を付して訓読文を提示することで研究資料として公にした。此書は院政期の国語資料として、又、第5群点の訓点資料として貴重である。
陽明文庫蔵名目抄(甲本・乙本)掲出語漢字索引
共著(広島大学国語史研究会)
広島大学国語史研究会会報   (19)    1990年3月
本索引は、「故実読み」を知る上で貴重な陽明文庫蔵『名目抄』(甲本・乙本)に於ける掲出語のすべての漢字を康煕字典の掲出順に排列した漢字索引である。私は、広島大学国語史研究会の一員として、本漢字索引作成の全段階に従事した。
陽明文庫蔵名目抄<甲本・乙本>翻字本文
共著(広島大学国語史研究会)
広島大学国語史研究会会報   (18)    1990年3月
「故実読み」を知る上で貴重な陽明文庫蔵『名目抄』<甲本・乙本>を研究資料として活用するために翻字本文を作成した。私は広島大学国語史研究会の一員として、本翻字本文作成の全段階に従事した。
鎌倉時代語研究文献目録稿(三)
共著(広島大学国語史研究会)
『鎌倉時代語研究』(武蔵野書院)   (12)    1989年7月   [査読有り]
本索引は、昭和54年以降昭和61年迄の鎌倉時▼代語研究に資すると考えられる研究論文を単行本・雑誌論文の区別無く収録した索引である。私は鎌倉時代語研究文献データーベース作成会の一員として、本索引作成の全段階に従事した。
観智院本「三寶繪詞下」漢字索引
共著(広島大学国語史研究会)
『鎌倉時代語研究』(武蔵野書院)   (10)    1987年7月   [査読有り]
本索引は、観智院本『三寶繪詞』巻下の万葉仮名を除くすべての漢字を、康煕字典の掲出順に排列した漢字索引である。私は広島大学国語史研究会の一員として、本索引作成の全段階にたずさわった。
観智院本「三寶繪詞中」漢字索引
共著(広島大学国語史研究会)
『鎌倉時代語研究』(武蔵野書院)   (9)    1986年5月   [査読有り]
本索引は、観智院本『三寶繪詞』巻下の万葉仮名を除くすべての漢字を、康煕字典の掲出順に排列した漢字索引である。私は広島大学国語史研究会の一員として、本索引作成の全段階にたずさわった。
訓点から見た坂東本『教行信証』の一側面
宇都宮 啓吾
大阪大谷国文   (43)    [査読有り]
乙点図再考―乙点図の創始と漢籍訓読とを巡って ―
宇都宮 啓吾
訓点語と訓点資料   (130)    [査読有り]
訓点資料を対象とした翻刻システムの構築および評価
田中勝, 村川猛彦, 宇都宮啓吾
第15回情報科学技術フォーラム(FIT2016)      [査読有り]

Misc

 
宇都宮 啓吾
訓点語と訓点資料   128(0) 85-107   2012年3月
宇都宮 啓吾
白居易研究年報   (10) 246-276   2009年
宇都宮 啓吾, ウツノミヤ ケイゴ, Utsunomiya Keigo
鎌倉時代語研究   17 202-242   1994年5月
原著には影印掲載
宇都宮 啓吾, ウツノミヤ ケイゴ, Utsunomiya Keigo
鎌倉時代語研究   17 51-68   1994年5月
宇都宮 啓吾, ウツノミヤ ケイゴ, Utsunomiya Keigo
鎌倉時代語研究   16 260-287   1993年5月

書籍等出版物

 
坂東本『顕浄土真実教行証文類』角点の研究
赤尾栄慶・宇都宮啓吾
2015年9月   
『根来寺聖教の基礎的研究―智積院聖教を中心として―』報告書
宇都宮 啓吾 (担当:編者)
2014年3月   
近世の仏教―新義真言宗を中心として―
宇都宮 啓吾 (担当:共著, 範囲:智積院新文庫の聖教について)
青史出版   2011年7月   
智積院新文庫の聖教の形成と伝来を巡って、その概要を16世紀から17世紀を中心として述べた。
基盤研究(B)報告書「智積院聖教における典籍・文書の基礎的研究」報告書
宇都宮 啓吾
2011年3月   
智積院新文庫に所蔵される聖教の書誌に関する目録・概要や訓点資料に関する分析、並びに主要典籍や典籍群に関する論考を掲載した。
基盤研究(B)報告書「籠神社所蔵史料―国宝『海部氏系図』と神道関係書―」
日本学術振興会科学研究費   2010年   
智積院聖教の分析に関わる聖教調査の一環として、丹後一宮の籠神社に所蔵される国宝『海部氏系図』、天橋立伝承の最古資料とされる『一宮深秘』、また、『麗気記』等々の貴重な資料の書誌的調査の成果報告と影印・翻刻等を公開した。

講演・口頭発表等

 
写本として見た坂東本『教行信証』 [招待有り]
宇都宮 啓吾
浄土真宗本願寺派総合研究所シンポジウム「『教行信証』のこころをひらく」   2017年3月15日   
和泉国家原寺聖教の形成に関する一考察―智積院聖教・金剛寺聖教を手懸かりに― [招待有り]
宇都宮 啓吾
日本密教学会第49回学術大会(高野山金剛峯寺)   2016年10月28日   
坂東本『教行信証』の角点 [招待有り]
宇都宮 啓吾
大阪大谷大学創立50周年記念講座「大阪大谷の学問―親鸞聖人の文字と人となり―」   2016年7月14日   
坂東本『教行信証』の諸符号 [招待有り]
宇都宮 啓吾
大阪大谷大学創立50周年記念講座「大阪大谷の学問―親鸞聖人の文字と人となり―」   2016年6月30日   
写本として見た坂東本『教行信証』
宇都宮 啓吾
大阪大谷大学創立50周年記念講座「大阪大谷の学問―親鸞聖人の文字と人となり―」   2016年6月16日   

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
新義真言系聖教の形成と教学的交流に関する基礎的研究
日本学術振興会: 科学研究費補助金 基盤研究(B)
研究期間: 2017年4月 - 2021年3月    代表者: 宇都宮 啓吾
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2011年 - 2011年    代表者: 宇都宮啓吾
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2008年 - 2010年    代表者: 宇都宮啓吾
真言宗智山派総本山智積院に所蔵される典籍の調査を行ない、その詳細な目録を作成した。また、新たに2000点以上にも及ぶ典籍の存在をも確認した。そして、その中に、従来は秀吉の侵攻によって焼亡したために殆ど存在が確認されていなかった根来寺関係の典籍を発見し、更に、中世律宗の重要拠点となった家原寺関係の典籍を発見した。
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2007年 - 2010年    代表者: 赤尾栄慶
この4年間で、建仁寺両足院に所蔵される書跡や版本の総目録を作成した。平成19年度には、第1函から第60函までの書目を納めた「建仁寺両足院所蔵聖教目録I」を作成し、平成21年度には中間報告書として第61函から第120函までの書目を納めた「建仁寺両足院所蔵聖教目録II」を、最終年度には残りの第121函から補遺分を採録した「建仁寺両足院所蔵聖教目録III」を作成した。3冊1具の目録は、いずれも詳細な書誌学的事項を収録しており、両足院所蔵の書跡・典籍類の全貌が見通せることになり、大きな成果を収めた...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2007年 - 2010年    代表者: 後藤昭雄
本研究の目的は、大阪府河内長野市にある真言宗寺院金剛寺所蔵の聖教の全体的調査である。そのために聖教全部の略目録の作成と貴重典籍についての詳細な調査研究を二つの柱として作業を行った。その結果として、なお整理調査が行われていなかった第21函から第55函までの聖教について略目録の作成を行い、報告書に公表した。これによって、金剛寺所蔵聖教のおおよそについては目録化がなされたことになる。貴重典籍については、刊本および音楽資料については全体的調査を行い、そのうちの重要資料は学術的位置づけを行った。精査...

特許

 
「仏教経典電子画像中の文字領域の特定方法およびそれを用いた仏教経典とテキストとの対応付け方法」(発明者: 村川猛彦,中川優,青木進,宇都宮啓吾,落合俊典)
特開2007-011581(特願2005-189955)