2011年4月 - 2015年3月
金剛寺所蔵典籍の集約的調査と研究―聖教の形成と伝播把握を基軸として
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は大阪府河内長野市の真言宗寺院金剛寺所蔵の聖教の全体的調査を目的としたが、2007-2010年の科研費による成果を継承して、より精度の高い調査研究を目指した。その結果として、先に作成した仮目録を再度現物と照らし合わせて点検し、本目録として完成させた。貴重典籍の精査は『宝篋印陀羅尼経』『清水寺縁起』を初めとする資料について行い、その成果は日本および中国で開催したシンポジウムで発表し、また京都国立博物館の特別展「金剛寺名宝展」に出陳して広く一般市民にも公開した。
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- 課題番号 : 23320054
- 体系的課題番号 : JP23320054