2019年4月 - 2022年3月
超音波によるスラリーの相変化熱流動センシングと音響相図の学理構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
スラリーの熱流動が基本となる潜熱蓄熱、材料製造等の応用技術の高度最適化を目指し、物質系の液固相変化(異相率、各相の状態量等)と流動を超音波による音速情報に基づき“視える化”する手法を追究した。塩化ナトリウム水溶液、エタノール水溶液の低温蓄熱用のアイススラリー、ならびにBi-Snの二元合金系の相変化プロセスを対象とした実験を行い、超音波音速と相変化プロセスとの連関について明らかにするとともに、広い温度域に対応可能なリアルタイム高精度状態計測法を実現させた。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K04226
- 体系的課題番号 : JP19K04226