2001年
表面の異なる建築材料の分光反射特性と表面温度及び放射量に関する研究
空気調和・衛生工学会 論文集
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- 巻
- 26
- 号
- 82
- 開始ページ
- 9
- 終了ページ
- 18
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.18948/shase.26.82_9
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
分光光度計による分光反射率の測定が成瀬らにより種々試みられている。主としてアルミニウム、金属などの建築材料表面に研磨による表面粗さを加えた後の分光反射率の測定から、日射吸収率及び放射率を算出し、表面粗さとそれらの値の関係を検討した。本報は表面の粗さの異なる材料および表面に異なる塗装(一般塗料、反射性塗料)を施した後の表面の異なる材料の分光反射率を測定し、これを基にして、日射吸収率および放射率を算出し比較検討した。また、これらの各種材料を、実験室内恒温室にて、ヒータで加熱し、周囲の平均放射温度が材料の表面温度より低い場合の材料表面温度、放射量、および放射温度などを測定し、各種材料の算出された放射率と放射量の関係を比較検討した。さらに、各種材料に太陽直射を当てた屋外実験を行い、主として日射吸収による試料表面の温度上昇と算出された日射反射率または、日射吸収率との関係を求めた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.18948/shase.26.82_9
- ISSN : 0385-275X
- CiNii Articles ID : 110007996089
- CiNii Books ID : AN00065706