2008年3月10日
werden受動の意味と用法 ― Bernhard Schlink „Der Vorleser“の受動文を例に ―
『ドイツ語を考える ことばについての小論集』 三瓶裕文/成田節編 三修社
- 開始ページ
- 113
- 終了ページ
- 121
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(その他学術会議資料等)
視点概念を明確に規定した上で,ドイツ語の受動態の特徴を「注視点を動作主から被動作者(あるいは動作そのもの)に移す表現」と捉えなおし,主として小説に用いられている実例を挙げつつ,ドイツ語教育への応用という観点も取り入れながら,ドイツ語の受動態は「受け身ではない」ということを概説的に論述した。