1994年3月31日
結合価の記述と説明 — 前置詞格目的語の場合
富山大学人文学部紀要
- 巻
- 20
- 号
- 開始ページ
- 253
- 終了ページ
- 262
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
例えばwarten(待つ)ならばaufと4格,denken(思う)ならばanと4格というような,ドイツ語の前置詞格目的語を例として,結合価を単に形式的に指定されているものとは捉えず,機能論的な説明の可能性を示し,その妥当性や有用性についての議論のきっかけとなる問題点を指摘した.