講演・口頭発表等

2015年11月

南極ドームふじ深層掘削孔の検層における液温測定値の評価と補正

国立極地研究所 第6回極域科学シンポジウム
  • 高田守昌
  • ,
  • 古崎 睦
  • ,
  • 本山秀明
  • ,
  • 新堀邦夫

記述言語
日本語
会議種別
ポスター発表
開催地
立川市

JARE47、52、54次隊における検層により鉛直方向の熱流量分布が求められたが、毎回同様の深度で熱流量の異常な変化が確認された。この原因を調べたところ、液温データ自体に問題があることが分かったため、計測時のデータ処理過程を推測し、補正方法を確立。得られた補正値を用いることで熱流量分布の異常値がなくなり、2500m以深での熱流量が約55mW/m2で安定していることがわかった。