2018年12月3日
大学と社会をつなぐライティング教育
- 担当区分
- 分担執筆
- 担当範囲
- 第9章「ライティングを支援できる人材の育成」
- 出版者・発行元
- くろしお出版
- 総ページ数
- 223
- 担当ページ
- 157 - 175
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 一般書・啓蒙書
- DOI
- ISBN
- 9784874247839
日本語母語話者に対する日本語アカデミックライティング指導の担当者は、昨今の需要の高まりにもかかわらず、供給が不足している状態である。また、系統的な供給の仕組みが確立されている例もまれである。
大阪大学が開設(堀・坂尻共同担当)する研究科横断型大学院科目である「学術的文章の作法とその指導」は、大学院生に求められるライティングスキルの習得のみでなく、その指導法も学べることが特徴である。授業形態は受講者同士のディスカッションを重視するアクティブラーニング型となっている。科目修了者は、将来(大学教員の進路を選ばなかった場合でも)学習指導を担当するTAやラーニングサポーター、一般企業における関係者指導能力の高い人材として活躍できるものと期待している。
この科目は、他者の書く能力を向上させる指導力という、自分の専門能力に加えて社会で必要とされる汎用的能力を身に着けてもらうことも目標としている。このような経験は大学院生にとってのキャリア開発に役立つものと信じている。
大阪大学が開設(堀・坂尻共同担当)する研究科横断型大学院科目である「学術的文章の作法とその指導」は、大学院生に求められるライティングスキルの習得のみでなく、その指導法も学べることが特徴である。授業形態は受講者同士のディスカッションを重視するアクティブラーニング型となっている。科目修了者は、将来(大学教員の進路を選ばなかった場合でも)学習指導を担当するTAやラーニングサポーター、一般企業における関係者指導能力の高い人材として活躍できるものと期待している。
この科目は、他者の書く能力を向上させる指導力という、自分の専門能力に加えて社会で必要とされる汎用的能力を身に着けてもらうことも目標としている。このような経験は大学院生にとってのキャリア開発に役立つものと信じている。
- リンク情報
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- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本語読解・ライティングの方法に影響する母語・母文化の教育的背景要因に関する研究
- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 学術コーパスから抽出した情報に基づく科学技術ライティング指導教材作成法の研究
- ID情報
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- ISBN : 9784874247839