1998年4月23日
ブリュアン散乱法を用いた接着層の弾性評価
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波
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- 巻
- 98
- 号
- 16
- 開始ページ
- 29
- 終了ページ
- 35
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
エポキシ樹脂は、電気回路の絶縁層や回路の封止の他、接着剤として多くの分野で利用されている。しかし、薄い接着層における樹脂の弾性的性質についてはあまり研究がなされていない。接着層を評価するには、最終的に硬化した接着樹脂の弾性的性質や機械的強度の評価が重要であるが、これらは硬化条件に大きく依存する。また、硬化過程での温度や化学反応等の初履歴が密接に関連する。従って樹脂の硬化過程の評価が、最終硬化物を把握する上で重要となる。そこで本研究では、薄い接着層におけるエポキシ樹脂の熱硬化現象に着目し、樹脂中の音速及び減衰をブリュアン散乱法で測定することで、硬化過程における樹脂の弾性的変化をリアルタイムに観測した。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003188059
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1001290X
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 110003188059
- CiNii Books ID : AN1001290X