2012年7月12日
エレクトロスピニング法によるナノファイバーの作製と電子デバイスへの応用
電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス
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- 巻
- 112
- 号
- 139
- 開始ページ
- 33
- 終了ページ
- 36
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
エレクトロスピニング法によるナノファイバーの作製において、キャピラリー内に銅線電極を配置することで、ポリマー溶液に圧力を加える必要のないエレクトロスピニング装置を開発した。本方法によって少ない溶媒で径の小さいナノファイバーが作製できた。金微粒子を含むカルバゾール前駆体ファイバーをエレクトロスピニング法で堆積し、その後に電解液中で電解重合やドーピングを行い、この処理によって発光特性を変えることができることを示した。さらに、金微粒子の添加量によっても発光特性を変えることができた。ナノファーバーは表面積が大きく高感度なセンシングが期待できることから、エレクトロスピニング法で堆積したナノファイバーを用いて長距離伝搬表面プラズモン・バイオセンサーを作製し、ヒト免疫グロブリンGの検出を試みたので報告する。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009626491
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013334
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/023874928
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009626491
- CiNii Books ID : AN10013334