2015年4月 - 現在
メソアメリカ文明の高精度編年体系の確立と巨大噴火インパクトの広域比較研究
科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 7,930,000円
- (直接経費)
- 6,100,000円
- (間接経費)
- 1,830,000円
- 資金種別
- 競争的資金
チャルチュアパ遺跡エル・トラピチェ地区は先古典期中期~終末期に相当し、同地区での発掘調査により検出されるウスルタン式土器、素地・白色赤彩土器、黒褐色土器などの当該時期に特徴とされる土器群に基づいて、メソアメリカ南東部太平洋側における広域編年に有効な土器の特徴を抽出する。その際、イロパンゴ火山噴火による降下火山灰層を鍵層としてその上層および下層から出土する土器群の特徴を相対年代順に編年し土器相対編年を構築する。さらに、イロパンゴ火山噴火時期の絶対年代をAMS年代測定によって明らかにする。この土器編年を基に、マヤ南部・中部地域の主要遺跡(イサパ、チアパ・デ・コルソ、コパン、ティカル等)から出土する土器による相対編年と比較することにより、土器による広域編年を確立する。
環境史復元については、高地では古代都市文化に対するイロパンゴ火山噴火による降下火山灰の影響とその後の発展をチャルチュアパ遺跡にお
環境史復元については、高地では古代都市文化に対するイロパンゴ火山噴火による降下火山灰の影響とその後の発展をチャルチュアパ遺跡にお