2013
岡山大学大学院歯科矯正学分野研究室における2008年から2012年の5年間の岡山大学の学生および職員に対する矯正相談の実態調査
岡山歯学会雑誌
- Volume
- 32
- Number
- 2
- First page
- 43
- Last page
- 47
- Language
- Japanese
- Publishing type
- Publisher
- 岡山歯学会
2008〜2012年に岡山大学大学院歯科矯正学分野医局を訪れた岡山大学学生128名と職員11名の計139名(男性40名、女性99名)を対象に、矯正相談の実態について調査した。その結果、相談の契機は掲示されたポスターによる者が最も多く75名54%であった。学年別では1年生48名、2年生21名、3年生15名、4年生18名で、学部別では医学部保健学科と歯学部が最も多く各18名であった。主訴の最多は上顎前突34名(24.5%)で、次いで上顎の叢生27名(19.4%)であった。相談後に矯正を開始したのは学年別で最多は1年生で相談者のうち35名72.9%、全治療開始者の40.7%を占めた。以上より、矯正相談は、歯並びのコンプレックス等の解決や福利厚生として有効であることが示唆された。
- ID information
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- ISSN : 0913-3941
- Ichushi Web ID : 2014188394