共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

廃用性筋萎縮を惹起するメカノ・ニュートリション・シグナル

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
19H04054
体系的課題番号
JP19H04054
配分額
(総額)
17,420,000円
(直接経費)
13,400,000円
(間接経費)
4,020,000円

クリノローテーションは、アコニターゼ活性を阻害するとともに、ユビキチン・プロテアソーム系タンパク質分解経路を亢進させた。NAC処理は、この阻害されたアコニターゼ活性を回復し、ユビキチン・プロテアソーム系タンパク質分解経路を抑制した。さらに、NAC処理は、クリノローテーションで増加するミトコンドリアの分裂を抑制した。
次に、2週間の尾部懸垂に供したマウスに0.3%のNAC液を飲水させ、筋委縮の抑制効果を調べた。NAC液を飲水したマウスの後肢筋は、水を飲水した群と比較して、有意に筋萎縮とが抑制された。アコニターゼは、萎縮筋内に蓄積する酸化ストレスのターゲット酵素の可能性が高いと考えられた。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19H04054
ID情報
  • 課題番号 : 19H04054
  • 体系的課題番号 : JP19H04054