2016年12月
慢性腎臓病におけるリン代謝異常と食事管理
四国医学雑誌
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- 巻
- 72
- 号
- 5-6
- 開始ページ
- 171
- 終了ページ
- 176
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 徳島医学会
慢性腎臓病(CKD)に伴う高リン血症や副甲状腺ホルモン、線維芽細胞増殖因子23の異常は、ミネラル代謝や旧来の骨代謝異常を引き起こすほか、心血管疾患など様々な合併症の原因となる。CKDに伴う全身性の骨ミネラル代謝異常(CKD-MBD)の病態形成には、何よりも高リン血症あるいは早期からのリン負荷が関わっており、リンの管理がCKD-MBDの予防、ひいては心血管疾患の合併や生命予後の改善に重要である。リンの恒常性維持機構、CKDに見られるリン代謝異常と食事管理について概説した。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0037-3699
- 医中誌Web ID : 2017163071
- CiNii Articles ID : 120006361020
- CiNii Books ID : AN00102041