2014年4月 - 2017年3月
「思考の順序」と「言語の語順」との関係を解明する新たな研究手法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
- 課題番号
- 26580069
- 体系的課題番号
- JP26580069
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,380,000円
- (直接経費)
- 2,600,000円
- (間接経費)
- 780,000円
- 資金種別
- 競争的資金
Goldin-Meadow et al. (2008) は,4つの言語の母語話者にジェスチャーで出来事を表現する課題を行わせところ,母語の語順に関わらずどの言語の話者も「動作主・対象・動作」の順序でジェスチャーする割合が圧倒的に高かった。この結果は,人間にとって自然な思考の順序は普遍的に「動作主・対象・動作」である可能性を示唆している。しかし,Goldin-Meadowらの研究対象は全て主語が目的語に先行する語順を基本語順にもつ言語であるため,実験結果が母語の基本語順に影響された可能性が否定できない。そこでVOS語順を基本語順にもつカクチケル語を用いてその可能性を検証した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26580069
- 体系的課題番号 : JP26580069