2012年12月12日
総合評価落札方式の実態に関する統計分析-入札参加者間の技術評価点及び応札価格の差に着目して-
土木学会論文集F4(建設マネジメント)
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- 巻
- 68
- 号
- 4
- 開始ページ
- I_193
- 終了ページ
- I_199
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2208/jscejcm.68.I_193
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
本研究は,総合評価落札方式で実施された入札における競争参加者間の技術面及び価格面での差の状況を分析したものである.具体的には,国土交通省関東地方整備局発注の一般土木工事を対象に,過去6年間の入札結果データを用いて,1件1件の入札における競争参加者間の技術評価点及び応札価格のばらつき具合とその経年変化を把握した.その結果,技術評価点のばらつきが平成21年度以降縮小傾向にあることが分かった.このことは,近年の総合評価落札方式における技術評価が,入札参加者の選別の観点から必ずしも有効に機能していないことを示唆したものと考えられる.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejcm.68.I_193
- ISSN : 2185-6605
- CiNii Articles ID : 130004962255