2017年10月25日
トランジットモールを含む市街地における歩行者ゾーンと自動車系街路網の形態に関する研究
都市計画論文集
- 巻
- 52
- 号
- 3
- 開始ページ
- 277
- 終了ページ
- 284
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.11361/journalcpij.52.277
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本都市計画学会
LRTを特徴づける要素の一つとしてトランジットモールがあり,海外には多数の実例が存在する.しかし,日本ではトランジットモールに対する理解やノウハウの蓄積が充分ではなく,実際にはそうではないにもかかわらず,トランジットモールを導入すると中心街において自動車が完全にシャットアウトされて大変不便になるというイメージが定着してしまっている.そこで本研究では海外のトランジットモールを含む中心街路網の交通規制状況を調査することで,大規模な歩行者ゾーンを形成しながらも自動車によるアクセスも許容されていることを明らかにした.欧州の中心街路ではトランジットモールを一般車両が横切ったり,部分的には実質的にトランジットモールである街路の一部について一般車両の通行を認めたりといったことが行われている.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11361/journalcpij.52.277
- CiNii Articles ID : 130006179652