論文

査読有り
2008年1月

フラット化する文学(<特集>文学としての情報/情報としての文学)

日本文学
  • 押野 武志

57
1
開始ページ
76
終了ページ
85
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20620/nihonbungaku.57.1_76
出版者・発行元
日本文学協会

ネット社会の到来によって、本来出会う機会のなかった、モノ・コト・ヒトが瞬時に結びつくようになった。文学もまたこうした情報のフラット化と無縁ではいられない。文学の終焉を加速化したのがフラット化であり、サブカルチャーの台頭の要因でもあった。またフラット化と親和性があるのは、本格ミステリというジャンルでもあった。フラット文学は、高度情報化社会における同化と等価の論理の歪みや暴力性も映し出すことにもなった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20620/nihonbungaku.57.1_76
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009850413
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00197092
ID情報
  • DOI : 10.20620/nihonbungaku.57.1_76
  • ISSN : 0386-9903
  • CiNii Articles ID : 110009850413
  • CiNii Books ID : AN00197092
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000271149931

エクスポート
BibTeX RIS