藤井 康彦

固形腫瘍・血液疾患の末梢血幹細胞移植の安全性の確立および治療成績の向上<br> <br>自己末梢血幹細胞による固形腫瘍・血液疾患の治療研究を行ったが、治療抵抗性の症例があり、今後は同種末梢血幹細胞移植（ミニ移植）の臨床治験を診療科と共同で行う予定である。<br>

１．非溶血性輸血副作用の原因解明<br>院内での副作用例の収集をおよび全国国立大学副作用登録委員会として 全国国立大の副作用例の収集と解析を行っている。<br> <br>２．副作用対策の確立<br>抗血漿蛋白抗体が原因となる副作用例での洗浄血小板の供給体制を日赤血液センターと共同で確立した。その他の原因による副作用では対策が確立されていない。