論文

1999年

被災地住民の不満度による震災復興期の交通規制の評価

土木計画学研究・論文集
  • 松村 暢彦
  • ,
  • 新田 保次
  • ,
  • 西尾 健太郎

16
16
開始ページ
919
終了ページ
926
DOI
10.2208/journalip.16.919
出版者・発行元
公益社団法人 土木学会

本研究は阪神・淡路大震災で実施された交通規制についての被災地住民の意識を把握し, 被災地住民の交通規制に関する不満の観点からの災害復興期の交通規制の評価することを目的とする. 住民アンケートデータを用いて震災前後の通勤と買い物トリップについて, 自動車利用と交通規制の不満意識構造をモデル化した. そして, 両モデルを用いて被災地住民の不満度による交通規制の評価シミュレーションを行った. その結果, 震災復興期における住民の不満を抑えるためには, 面的規制の導入や鉄道サービスの早期復旧が有効であることが明らかとなった.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/journalip.16.919
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003840078
ID情報
  • DOI : 10.2208/journalip.16.919
  • ISSN : 0913-4034
  • CiNii Articles ID : 130003840078
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000254404445

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