2009年3月
障害児教育における目的・本質論の歴史的変遷とその理論的・実践的意義-序説
障害科学研究
- ,
- 巻
- 33
- 号
- 開始ページ
- 113
- 終了ページ
- 126
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 障害科学学会
障害児教育の目的と本質の変遷とその理論的・実践的な意味を究明するための予備的作業として、その研究の意義と研究方法について検討した。現代の障害者政策の潮流の意義と制約を踏まえたうえで、研究の目的を設定した。研究方法については、時系列と障害カテゴリーの組合せを基本とした。時系列は五つの段階に分けて、障害カテゴリーは聴覚障害と視覚障害を基準とし、対照する基準として知的障害と通常教育を設定し、そのほかにてんかん等の障害と学業不振等、教育の対象者や社会および当事者等を加えることで、障害児教育の目的と本質の理論的・実践的意義を多角的・多元的に究明するうえで、妥当な研究方法であることを述べた。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1881-5812
- CiNii Articles ID : 110009624501
- CiNii Books ID : AA12215065