熊谷 恵子

J-GLOBALへ         更新日: 18/12/05 03:18
 
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研究者氏名
熊谷 恵子
 
クマガイ ケイコ
eメール
kkumagaihuman.tsukuba.ac.jp
所属
筑波大学
部署
人間系
職名
教授

研究分野

 

経歴

 
2009年11月
   
 
筑波大学 教授
 

学歴

 
 
 - 
1981年
九州大学 理学部 化学科
 
 
 - 
1990年
筑波大学 心身障害学研究科 心身障害学
 

委員歴

 
2006年4月
 - 
2017年3月
認定研修課程法務教官応用科および法務技官応用科研修  法務省
 
 
   
 
日本K-ABCアセスメント学会  常任理事
 
2003年
 - 
2008年3月
日本LD学会  常任理事
 

受賞

 
2007年11月
日本LD学会 日本LD学会 学会発表奨励賞
 
2003年11月
日本LD学会 日本LD学会 研究奨励賞
 

論文

 
算数障害の歴史と内容
熊谷,恵子
LD研究   27(2) 162-165   2018年5月
算数障害の歴史には、神経心理学的研究の流れ、学習障害の中の算数の問題という2つがある。この両者についてと医学的な診断基準との対比を表にまとめ、整理した。さらに、算数障害について、これまでの研究を概観したDevineら(2003)により、それぞれの研究者により、どれくらいをカットオフにしているのかを示した。算数障害は知的障害の伴わないものを言うが、IQ70~85程度の境界線知能の子ども達には数などの抽象化に元来限界があるため、知的能力との対比も必要であるとこと、また、境界線知能の子どもも支援...
算数障害の理解と支援ー計算の問題やワーキングメモリとの関連性に焦点を当ててー
熊谷,恵子
LD研究   27(2) 160-161   2018年5月
日本LD学会における研究委員会として、「算数障害の理解と支援」というシンポジウムを企画し、筆者が企画趣旨と「算数障害の歴史と内容」、伊藤一美が「算数障害の主要な症状としての計算障害」、河村曉が「ワーキングメモリと算数の学習支援」、下山治が「学校での指導・支援の傾向と課題」という観点から話題提供をした。それに対して、若宮英司が指定討論を行った。
子どもへの心理検査の結果のフィードバックー実務者への質問紙調査の分析と「学習アドバイスシート」の作成
Kumagai,Keiko
K-ABCアセスメント研究   18(1) 79-88   2016年8月
心理検査の実務者が、心理検査を実施した後、保護者・教員等の子どもの支援社、あるいは特別支援の専門職に対して検査結果をフィードバックする時の在り方が支援の成否を左右する。心理検査のフィードバックはインフォームドコンセントの権利の観点からも、それ自体、治療的モデルからも重要である。そのため、実務者66名に、①検査結果の子どもへのフィードバック面接の実施、②検査結果の子どもへの書面作成、③保護者、支援社・専門家へのフィードバックについての質問紙調査を行い検討した。その結果、心理検査結果のフィード...
自閉症スペクトラム障害のある児童とそのきょうだい関係 ―行動問題と知的障害の有無の影響―
武田, 瑞穂; 熊谷, 恵子
特殊教育学研究   53(2) 77-87   2015年   [査読有り]
自閉症スペクトラム障害(以下、ASD)は社会性とコミュニケーションの障害を主徴とする発達障害である。ASDのある児童とそのきょうだいとの関係は、定型発達児どうしのきょうだい関係とは異なる様相を呈すると思われるが、その特徴を報告した研究は少ない。本稿では、ASDのある児童の行動問題と知的能力の有無がきょうだい関係に及ぼす影響を検討した。研究1では、日本版きょうだい関係質問紙(以下、日本版SRQ)の因子構造と妥当性を検証した。研究2では、日本語版SRQによる小学校低学年のASD児のきょうだい関...
PB055 日本版KABC-IIの尺度構成と信頼性(測定・評価・研究法,ポスター発表B)
服部, 環; 藤田, 和弘; 石隈, 利紀; 青山, 眞二; 熊谷, 恵子; 小野, 純平
日本教育心理学会総会発表論文集   (57) 247   2015年8月

書籍等出版物

 
通常学級で役に立つ算数障害の理解と指導法
熊谷, 恵子;山本ゆう
学研   2018年11月   ISBN:9784058009796
算数障害について理解を促すためにクラスにいるような8タイプ(数処理がにがてなAくん、小さい数の計算が苦手なBさん、計算の手続きが苦手なCくん、序数生が理解できないEさん、基数性が理解できないFさん、統合過程が苦手なGくん、プランニングが苦手なHくん)に分けて、それぞれの指導法を書いている。
アーレンシンドローム:光に鋭敏なために生きづらい子どもたち
熊谷,恵子
幻冬舎   2018年9月   ISBN:9784344917521
アーレンシンドロームとは、「ある波長の光の感受性が高いために起こる視知覚の困難」のことである。いわば、光に鋭敏すぎるために起こる問題である。このような問題があると、文字や物の見え方に困難を生じることがある。その困難さが、発達期のどこで起こるのかを説明し、早期発見の手がかりを説明した。また、光に鋭敏さがある場合には、文字の習得に困難が生ずる可能性があるため、早期に発見し、対応しなければならない。対処方法にカラーレンズやカラーフィルムを用いることができる。カラーレンズを装着することは、近視の人...
特別支援教育の到達点と可能性:2001~2016年:学術研究からの論考
Kumagai,Keiko
金剛出版   2017年9月   ISBN:9784772415613
学校心理学ハンドブック(第2版)ー「チーム」学校の充実をめざしてー
熊谷,恵子
教育出版   2016年11月   ISBN:9784316803128
ライフスキルを高める心理教育:高校・サポート校・特別支援学校での実践
熊谷,恵子;田中輝美;菅野和恵
金子書房   2016年9月   ISBN:9784760838202
中学生や高校生において、自分のことを考えてみる経験は貴重である。心理学より、自己を知る・他者・集団とつきあう・学習を工夫する・キャリアについて考える、という4つの軸を設け、それぞれいくつかの授業を構成し、一般の高校生・サポート校・特別支援学校において実践してきた。その指導案を中心に掲載している。また、さまざまな学校の取り組みについても紹介してある。

講演・口頭発表等

 
足し算・引き算の自動化に至るまでの学年推移とその特徴 ~演算の種類と自動化の難易度に焦点をあてて~
Kumagai,Keiko
日本LD学会第25回大会   2016年11月19日   お茶の水大学
文部科学省(2003)の定義によると、全般的な知的の発達に遅れはないが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」又は「推論する」能力のうち特定のものの習得の使用に著しい困難を示す状態を学習障害という。2012年に行われた全国抽出調査によると、通常学級に在籍する児童生徒のうち、この「計算する」又は「推論する」ことに著しい困難を示す児童生徒らは全体の2.3%存在することが報告された。
ベネッセが行った『小学生の計算力に関する実態調査2013』によると、小学1年生から6年生までのどの学年にも...
足し算・引き算の自動化に至るまでの学年推移とその特徴 ~演算の自動化とドットの個数の把握の関連性~
Kumagai, Keiko;山本ゆう
日本LD学会第25回大会   2016年11月19日   お茶の水女子大学
日本においては、計算の反応時間を測定した研究はほとんど報告されていないが、ドット計数の反応時間と計算の反応時間との関係がわかれば、計算の学習以前の早期の段階に子どもの算数障害やその早期支援の可能性が見えてくる。そこで、本研究では、通常学校の子どものドットの計数課題の特徴と自動化されるべき加減算範囲の反応時間の関連性を検討した。東京都内の公立小学校1校に在籍する1年生から4年生の児童に対して、iPad上で動くドット計数課題および計算課題のアプリを作成し、データに不備のなかった144名について...
The Achieving Relationship Among Addition,Subtraction,Multiplication,Division in Japanese Primary School-aged Children: Focused on Multiplication and Division.
Kumagai, Keiko;Tabei, Hiroki;Yamamoto, Yu;Sato, Nanase
39th Anneal conference o the International School Psychologist Association   2017年7月19日   Manchester Metropolitan University
Relationship Between the Abilities to Count Dots and Calculate of School-aged Children: Toward to Screen Children with Calculation Difficulties Using Reaction Time
Yamamoto, Yu;Tabei, Hiroki;Sato, Nanase;Kumagai, Keiko
The 39th Annual Conference of the International School Psychology Association   2017年7月19日   Manchester Metropolitan University
This study examined the relationship among calculation, subitizing ability, and counting in school-age children. The participants were 572 school-aged children from 1st to 4th grade enrolled in regular classes in elementary school.
The results sh...
Relation between the adult ADHD tendency and the attentional function for the daily behavior on the traffic scene.
Kumagai,Keiko
The 31st International Congress of Psychology   2016年7月24日   The 80th Annual Convention of the Japanese Psychological Association

競争的資金等の研究課題

 
視覚の光過敏および色覚異常の測定、評価、原因究明、さらにその解決を目的とした眼鏡レンズの検討
東海光学株式会社: 共同研究一般研究
研究期間: 2016年4月 - 2018年3月    代表者: 熊谷恵子
アーレンシンドロームのある人に参加してもらい、眼科検査(視力、眼底、実用視力、コントラスト感度)についての検査を行った。アーレンレンズがあると瞬きが減るなどのことがあった。明所視の視力や実用視力は有意に低かったが、薄暮視状態での視力には、健常者と有意な差は認められなかった。
発達障害の可能性のある児童生徒に対する教科指導法研究事業
文部科学省: 発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 熊谷恵子
小学校算数教科学習において、教科書や学習指導の改善点をこれまでの研究より提案し、結果を計算測定システムにおいて、定量的に測定を行い、改善度合いを明らかにしていく。このようなエビデンスに基づいた教科書および学習指導内容の改善を行うことにより、教員養成課程や現職教員研修において、具体的な改善ポイントが明確になることが期待される。
通常の学級(中学校)にいる2Eの子ども達へのICT活用授業についての有効性の検討
筑波大学: 共同研究実用化ブーストプロジェクト
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 熊谷恵子
発達障害について話題になっているが、その中で、2Eの子ども達には、光が当たっていないのが現状である。ところが、当筑波大学の普通附属学校には、受験等で入学している者のみであり、高IQあるいはその他の才能のある子ども達が多い。これらの子ども達がさらに発達障害を抱えている場合もある。米国では、全生徒の2%、発達障害生徒の1/3が2E(松村ら, 2017)と言われており、このような生徒たちが才能を発達障害により伸ばせないことのないように州によっては特別な教育システムがある。カナダなど他の国でも行っ...
学習障害児における算数障害,読み書き障害の研究
学習障害児の認知神経心理学的アプローチ

その他

 
2016年4月
明治学院大学大学院心理学研究科 非常勤講師
2017年4月
上智大学大学院言語科学研究科言語学専攻 非常勤講師
2017年9月
子ども療養支援協会 顧問(諮問委員)
2015年10月
応用教育研究所 理事