岩田 文昭

J-GLOBALへ         更新日: 19/09/11 13:05
 
アバター
研究者氏名
岩田 文昭
 
イワタ フミアキ
eメール
iwatacc.osaka-kyoiku.ac.jp
URL
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~iwata/iwata1.htm
所属
大阪教育大学
部署
教育学部 教員養成課程 社会科教育講座
職名
教授
科研費研究者番号
00263351

プロフィール

19-20世紀のフランスの哲学の研究から出発し、西田幾多郎や三木清といった京都学派の哲学の研究をしてきました。教育大学では、デス・エデュケーションの日本版といえる「いのち教育」を実践しながら、その可能性と意義を考察しています。
近年は、近角常観が青年知識人に与えた思想的影響について調査を進め、目下のところ、「物語としての浄土教」という主題の研究を展開しつつあります。

研究分野

 
 

経歴

 
2004年11月
 - 
現在
- 大阪教育大学・教授
 
1996年4月
 - 
2004年10月
 大阪教育大学・助教授
 
1994年4月
 - 
1996年3月
 大阪教育大学・講師
 
1991年4月
 - 
1993年3月
日本学術振興会特別研究員 特別研究員(PD)
 

学歴

 
 
 - 
1990年3月
京都大学 文学研究科 宗教学
 
 
 - 
1982年3月
京都大学 文学部 哲学(宗教学)
 

委員歴

 
2018年9月
 - 
現在
日本宗教学会  プログラム委員
 
2014年3月
 - 
現在
宗教哲学会  会長
 
2007年9月
 - 
現在
日本宗教学会  理事
 
2005年9月
 - 
2017年9月
日本宗教学会  庶務委員
 
2007年3月
 - 
2014年3月
宗教哲学会  編集委員 理事  
 

論文

 
The mother image in the Ajase complex and its Buddhist backgrounds
岩田 文昭
JAPANESE CONTRIBUTIONS TO PSYCHOANALYSIS   5 142-154   2016年12月   [査読有り][招待有り]
岩田 文昭
日本の哲学   (15) 97-114   2014年12月
岩田 文昭
宗教研究   85(2) 375-399   2011年9月
二〇〇六年十二月に改正施行された教育基本法や、二〇〇八年度に告示された小中学校の学習指導要領の登場とともに、日本の学校での宗教教育を巡る状況はいま新たな段階に入っている。このような状況を踏まえながら、本稿では国公立学校での宗教教育の現状を分析し、その教育の課題を探究したい。まず、これまで論じられてきた宗教的情操の内容と、戦前・戦後の宗教的情操教育をめぐる状況を考察する。その考察によって、国公立の学校では、宗教的情操の涵養を直接に目指す教育は、原理的にも歴史的にも実際的にも困難であることを示...
岩田 文昭, 大澤 広嗣
大阪教育大学紀要 第Ⅰ部門 人文科学   60(1) 75-91   2011年9月
昭和初期に活躍した作家の嘉村礒多は、真宗大谷派僧侶の近角常観に師事していた。そのため礒多の作品には、常観の思想の影響が認められる。礒多がもっとも念仏に傾倒していた時期に、常観に宛てた書簡二通が、常観が布教の拠点としていた東京本郷の求道会館から、近年新たに発見された。二通の書簡は、礒多の信仰観を示したものであり、その文学の背景を理解する上で貴重な資料である。Kamura Isota, a well-known Japanese novelist of the 1920s and 30s, w...
岩田 文昭
宗教哲学研究   (28) 44-50   2011年
岩田 文昭, 碧海 寿広
大阪教育大学紀要 第Ⅰ部門 人文科学   59(1) 121-140   2010年9月
宮沢賢治一族と真宗大谷派の僧、近角常観との間には密接な関係があった。近角の布教の本拠地であった求道会館から発見された、宮沢一族からの二十通の書簡は、その具体的な関係をよく示している。その書状の中で、とくに賢治の妹トシ発の二通の書簡が注目に値する。真宗の信仰を獲ることができないという悩みを、彼女が告白しているからである。賢治が真宗の信者から法華経の行者になったとき、トシはいち早く賢治にしたがった。この書状の存在から、今後は、賢治からトシへの一方的感化があっただけではなく、トシの中に存在してい...
岩田 文昭
臨床精神医学   38(7) 915-919   2009年7月
Les deux sources dans l'histoire des religions
kose ed.Bulletin of Death and Life Studies   (4) 23-35   2008年
岩田 文昭
現代宗教   2007 84-104   2007年
西田の生命論といのちの教育
西田哲学年報   (4) 63-77   2007年
谷田 憲俊, ベッカー カール, 林 貴啓, 山本 佳世子, 岩田 文昭, 得丸 定子
Palliative Care Research   1(1) 109-113   2006年
スピリチュアル・エデュケーション研究の一環として, ホスピス・緩和ケア施設職員が学校でスピリチュアル及び生と死の教育にどれほど関与しているかを調査した. 郵便アンケートを138 施設に送り67施設から回答を得た. 15施設で多職種が生と死の教育を行い, 多くは家族の死に子どもが悲嘆する姿を見て, 開始していた. 対象は, 6施設が小学校,8施設が中学校, 6施設が高校であった. 出向回数は1年に97回で, 多くは講義と質問時間で1~3時間を費やしていた. 未実施の施設も含めて, ほとんどが...
岩田 文昭
大阪教育大学紀要 第4部門   51(1) 37-49   2002年9月
デス・エデュケーションの日本版の一つと位置づけられる「いのち教育」は, それがよって立つ理論的基盤をいまだ明確にしているとはいえない。本稿では「いのち教育」の根拠を明らかにするとともに, その適応範囲を限定することを試みてみたい。「いのち教育」は, ホスピスケアと同様に, スピリチュアリティの次元に関わる。しかし, その関わりは, 医療よりも限定されたものとならざるをえない。日本における教育と医療との違いを踏まえて, 教育の場では, 「自己の死」ではなく「他者の死」を主題にすえることを私は...
岩田 文昭
宗教哲学研究   (16) 41-55   1999年3月
岩田 文昭
大阪教育大学教育実践研究   7(7) 83-92   1998年9月
岩田 文昭
大阪教育大学紀要. I, 人文科学   46(1) 39-53   1997年8月
ブロンデルの思想は,メーヌ・ド・ビランに端を発するフランス・スピリチュアリスムの宗教哲学の一つの頂点を形成している。本稿では,行為の自己反省ともいうべき彼の哲学的方法を明確にすることによって,その宗教哲学的意義を解明するための第一歩を踏み出したい。まず第一章で,ブロンデルが『行為』(1893)で「行為」を主題として選んだことの意義を考察する。そしてブロンデルが区別した「実践の知」と「実践の学」の関係を解明する。ついで第二章で,『行為』第三部第二段階の記述を検討し,「反省」の人間学的基盤につ...
岩田 文昭
大阪教育大学紀要第I部門人文科学   45(1) 19-34   1996年9月
論者は, フランス・スピリチュアリスムを宗教哲学の観点から系統的に考察することを目指している。本稿は, この研究を進めるにあたり, フランス・スピリチュアリスムという名称の意味内容を明確にしようとするものである。そのためにまず第一章で, P. ジャネの論文にもとづきフランス・スピリチュアリスムの成立状況を解明する。ついで第二章で, グイエ, コタン, ナベール, 増永らの先行研究を参照しながら, スピリチュアリスムに一定の定義を与えることを試みる。そしてその試みを通して, スピリチュアリス...
岩田 文昭
公民論集   4(4) 1-17   1996年2月
岩田 文昭
哲學研究   (561) 59-93   1995年10月
岩田 文昭
大阪教育大学紀要第1部門 人文科学   44(1) 33-45   1995年9月
本稿は論者の研究テーマであるフランス・スピリチュアリスム研究の一部をなすものである。すなわちフラソス・スピリチュアリスムの流れの中でのベルクソンの思索の意義を解明するための基盤となるものである。ベルクソンの『物質と記憶』は出版以来多くの議論をうんできた。出版されるや否や「新たなスビリチュアリスム」に基づいた著作だと否定的なニュアンスを込めて評され, またラッセル, サルトル, メルロ・ポンティーといった20世紀を代表するような哲学者によって批判的に考察された。ところが『物質と記憶』に深い意...
Paul Ricoeur et la Philosophie Reflexive
現象学研究(ベルギー国ルーヴァン大学現象学センター発行)   (20) 101-117   1994年
フランス・スピリチュアリスムの生成―「努力」の問題を巡って―
中部哲学会   (23) 65-79   1991年
岩田 文昭
宗教研究   64(285) 1-26   1990年9月
岩田 文昭
西山学報   38 41-61   1990年3月
メーヌ・ド・ビランにおける『自我』の問題
宗教哲学研究   (7) 66-84   1990年

Misc

 
近常観と西田天香(一)(二)(三・完)
岩田 文昭
光(一燈圓・宣光社)   (1157-9)    2017年7月
岩田 文昭
宗教研究 = Journal of religious studies   90(1) 128-133   2016年6月
三木清における<宗教>
平成19-21年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書   179-198   2010年
近角と賢治
宮沢賢治学会イーハトーブセンター宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報   (40) 16-17   2010年
道徳教育の実態とその宗教性に関する研究
平成17-19年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書   104   2008年
岩田 文昭
日本学術会議学術の動向   13(153) 52-54   2008年
近代日本思想史の知られざる水脈―基準点としての近角常観―
平成16-18年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書   206-224   2007年
道徳教育とスピリチュアル教育
平成16-18年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書学校教育におけるスピリチュアル・エデュケーションの理論・実証的考察   178-192   2007年
岩田 文昭
創文社創文   (484) 1-5   2006年3月
学校教育における「自殺予防教育」の取り組みについて
日本教育大学協会研究促進委員会教科教育学研究   (23) 415-427   2005年
心理主義主義時代における宗教と心理療法の内在的関係に関する宗教哲学的研究
平成13-15年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))研究成果報告書   1-207   2004年
自殺予防教育を支える死生観―国語教科書を手掛かりに―
平成15年度日本教育大学協会研究助成研究成果報告書学校教育における自殺予防教育の取り組みについて   10-23   2004年
岩田 文昭
書斎の窓   (520) 34-37   2002年12月
地域で子どもたちの休日を 教育改革が求めるもの
大阪府青少年活動財団ユースネットワーク   2   2002年
中川 久定, 岩田 文昭
思想   (902) 4-19   1999年8月
van Gennep Arnord, 岩田 文昭
公民論集   (8) 71-89   1999年
Stevens Bernard, 岩田 文昭
思想   (857) p134-168   1995年11月

書籍等出版物

 
続・仏教精神分析
岩田 文昭 (担当:分担執筆, 範囲:解題:阿闍世コンプレックスの母親像)
金剛出版   2018年10月   ISBN:4772416528
Re-Enchanting Education and Spiritual Wellbeing: Fostering belonging and meaning-making for global citizens
岩田 文昭 (担当:分担執筆, 範囲:The Possibility of Life-Education in the context of Religious Education in National, Prefectural and other Public Schools in Japan)
Routledge   2017年   ISBN:978-1-138-09568-7
近代仏教スタディーズ——仏教からみたもうひとつの近代
大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎編 (担当:分担執筆, 範囲:「京都学派のとらえた仏教」「求道学舎」)
法蔵館   2016年4月   ISBN:483185543X
Harding Christopher, 岩田 文昭, 吉永 進一 (担当:共編者)
Routledge   2015年   ISBN:1138775169
岩田 文昭
岩波書店   2014年8月   ISBN:4000259881
證空辞典
岩田 文昭 (担当:分担執筆, 範囲:「異方便」「抑止・摂取」「五義三段」「三心」「三福」「示観領解」「住立空中尊」)
東京堂出版   2011年7月   ISBN:978-4-490-10806-4
宗教学事典
岩田 文昭 (担当:分担執筆, 範囲:「宗教情操」)
丸善   2010年10月   
宮沢賢治 イーハトヴ学事典
岩田 文昭 (担当:分担執筆, 範囲:近角常観)
弘文堂   2010年10月   
宗教史とスピリチュアリティ 源流と展開上
鶴岡賀雄・深澤英隆編 (担当:分担執筆, 範囲:「第三共和政初期の公教育―ライシテとスピリチュアリティ―」31-52頁)
リトン   2010年   
得丸 定子, 青島 祐子, 岩田 文昭, 菊地 一秀, 林 泰成, 山田 眞知子, 山本 佳世子 (担当:分担執筆, 範囲:「「自殺予防教育」を支える死生観―国語教科書を手掛かりに―」49-70頁)
現代図書   2009年   ISBN:9784862990129

講演・口頭発表等

 
満之と常観――その時代と思想 [招待有り]
岩田 文昭
第16回「仏教と近代」研究会   2018年4月21日   
近角常観における伝統の再編成―布教方法と家族観形成を中心に―
岩田 文昭
第14回幕末明治研究会   2017年7月   
近角常観と谷川徹三 [招待有り]
岩田 文昭
谷川徹三を勉強する会   2017年2月   
近角常観師の「近代性」
岩田 文昭
同朋大学仏教学会記念講演   2016年10月22日   
湖北と本郷―近角常観師の宗教活動
岩田 文昭
長浜城歴史博物館友の会   2016年6月26日   
近角常観の信仰運動における近代性と前近代性
岩田 文昭
2015年度日本宗教史懇話会サマーセミナー   2015年8月   
三木清の哲学と宗教
岩田 文昭
三木清研究会平成27年度公開講演会   2015年6月26日   
近角常観の信仰運動の特色 [招待有り]
岩田 文昭
新潟親鸞学会第11回大会   2015年6月   
岩田 文昭
宗教研究. 別冊   2015年3月30日   
近角常観研究の現状と課題
岩田 文昭
佛教史学会第63回学術大会   2012年11月   
生命の教育を考える―肯定と否定のダイナミズム [招待有り]
西田哲学記念哲学館 特別企画講演会   2010年10月14日   
岩田 文昭, 島薗 進, 森岡 正芳
宗教哲学研究   2010年   
現代日本の宗教教育と道徳教育 [招待有り]
岩田 文昭
全日本仏教会第6回宗教教育推進委員会   2009年4月   
教員養成の観点から見たいのちの教育 [招待有り]
岩田 文昭
子どもといのちの教育研究会 第10回研究大会   2009年2月   
Les deux sources dans l'histoire des religions
岩田 文昭
ワークショップ≪生の哲学の彼方 ベルクソン『道徳と宗教の二源泉』再読≫   2007年10月   
教員養成におけるいのち教育
岩田 文昭
大正大学80周年創立記念国際学術シンポジウム 「いのちと宗教」の教育を考える   2007年2月   
いのち教育への批判的論点―西田の生命論を手がかりに―
岩田 文昭
西田哲学会 第四回年次大会   2006年7月   
岩田 文昭
東京大学21世紀COEプログラム「生命の文化・価値をめぐる死生学の構築」死生学研究   2005年3月25日   
シンポジウム「死生観とケアの現場」第1部(「死生のケア・教育・文化の課題」)報告と討議2
近角常観と阿闍世コンプレックス
岩田 文昭
国際宗教学宗教史会議第19回世界大会   2005年3月   
反省とシーニュ――フランス・スピリチュアリスムの一系譜――
岩田 文昭
日仏哲学会研究大会   2001年9月   
宗教哲学と心理療法―近角常観の二人の弟子―
岩田 文昭
京都宗教哲学会第35回研究発表会   2000年7月   
フランス・スピリチュアリスムからみた現象学的方法の可能性―リクール解釈学の由来と生成―
岩田 文昭
日本現象学会第19回研究大会   1997年11月   
ベルクソンの努力観-フランス・スピリチュアリスムの流れの中で-
岩田 文昭
京都宗教哲学会第26回研究発表会   1995年7月   
フランス・スピリチュアリスムの生成-『努力』の問題を巡って
岩田 文昭
中部哲学会平成2年度研究大会   1990年10月