論文

査読有り
2007年

岡山大学医学部・歯学部附属病院における平成18年度歯科医師臨床研修の状況 第2報 歯科保存および歯科補綴関連研修内容の分析

岡山歯学会雑誌
  • 鈴木康司
  • ,
  • 河野隆幸
  • ,
  • 白井肇
  • ,
  • 岡祐佳
  • ,
  • 鳥井康弘

26
2
開始ページ
111
終了ページ
117
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
岡山歯学会

平成18年度に岡山大学医学部・歯学部附属病院で実施した1年間の歯科医師臨床研修において、研修歯科医が電子ポートフォリオシステム「Resident」(Resident)に入力、記載した日報データのうち、歯科保存および歯科補綴関連処置に関する記載数を調査し、処置内容の詳細な分析を行った。平成18年度において1年間研修を行った単独型研修プログラム専攻者は42名で、Residentに入力した日報数は計19061、ここから抽出した処置項目数は計23028項目、うち歯科保存関連処置11316項目、歯科補綴関連処置7061項目であった。各処置内容について研修歯科医1人当たりの平均記載数をみると、歯科保存関連処置では保存修復処置でレジン充填32.8、メタルインレー形成・印象5.3、歯内療法処置で根管貼薬・拡大27.3、根管充填12.3、歯周治療処置で超音波スケーリング45.4、ブラッシング指導31.5が、歯科補綴関連処置ではクラウン・ブリッジ補綴処置で暫間補綴22.2、印象採得14.8、有床義歯補綴処置で義歯経過観察・調整25.2、義歯修理13.1が多かった。

ID情報
  • ISSN : 0913-3941
  • 医中誌Web ID : 2008147178

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