2001
ラット潰瘍性大腸炎モデルにおける肥満細胞の関与
Ther. Res.
- ,
- Volume
- 22
- Number
- Suppl. 1
- First page
- S144-S150
- Last page
- S150
- Language
- Japanese
- Publishing type
- Publisher
- ライフサイエンス出版(株)
Brown-Norway(BN)系ラットを用いた抗原抗体反応誘発大腸炎モデルにおける肥満細胞の関与を明らかにする目的で,大腸組織の粘膜障害及びヒスタミン含量の変動に対する能動感作期間の影響を検討した.その結果,抗原物質による大腸粘膜の組織傷害が感作期間に依存して増強され,肥満細胞を介した抗原抗体反応が粘膜障害の発症及び進展に関与していた.又,大腸粘膜組織障害と同時に消化管組織ヒスタミン含量の減少が起きた
- ID information
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- ISSN : 0289-8020
- Ichushi Web ID : 2001273534