2004年 - 2006年
急性白血病の予後因子としてのVLA4の解析と同分子を標的とした新規治療法の開発
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(A)) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 16209034
- 体系的課題番号
- JP16209034
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 49,920,000円
- (直接経費)
- 38,400,000円
- (間接経費)
- 11,520,000円
- 資金種別
- 競争的資金
全国の大学病院の血液内科の診療科から、合計82件の新規急性骨髄性白血病(acut emyelogenous leukemia, AML)患者の細胞を収集し、VLA4の発現強度を測定することができた。AML患者群の予後とVLA4の発現強度との関係を明らかにする目的で統計解析を開始した。また、同時に遺伝子組み換え技術を用いてヒト化キメラ抗VLA4抗体の作製に成功し、同抗体と抗癌剤との併用療法が抗癌剤単独療法と比較して、in vitroおよびin vivo(AMLモデルマウス:ヒト微小残存白血病モデルマウス,ヒト診断時AMLモデルマウス,ヒト再発AMLモデルマウス)に対する効果が優れていることを確認した。今後は、霊長類を用いて同抗体の安全性,pharmacokinetics,pharmacodynamicsを検討し、臨床応用(トランスレーショナルリサーチ)に繋げる予定である。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 16209034
- 体系的課題番号 : JP16209034