西村 直記

J-GLOBALへ         更新日: 19/08/22 02:40
 
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研究者氏名
西村 直記
所属
日本福祉大学
部署
スポーツ科学部スポーツ科学科
職名
准教授

経歴

 
1991年4月
 - 
1992年3月
大阪体育大学 体育学部体育学科 非常勤講師
 
1992年4月
 - 
1994年9月
大阪ハイテクノロジー専門学校 スポーツ科学科 非常勤講師
 
1992年4月
 - 
1995年3月
大阪YMCA社会体育専門学校 社会体育学科 非常勤講師
 
1995年4月
 - 
2003年9月
愛知医科大学 医学部生理学第2講座 助手
 
2000年4月
 - 
2002年3月
愛知江南短期大学 看護学部 非常勤講師
 

学歴

 
1986年4月
 - 
1990年3月
大阪体育大学 体育学部 体育学科
 
1993年4月
 - 
1995年3月
大阪市立大学 生活科学研究科 食品栄養科学専攻健康生理学講座前期博士課程
 
 
 - 
2003年8月
愛知医科大学  
 

受賞

 
2016年7月
日本運動生理学会大会 奨励賞 宇宙デコンディショニングに対する対抗措置としての人工重力+運動負荷の有効性について
 
2016年3月
日本体力医学会東海地方会 学術奨励賞 高濃度人工炭酸水浸漬時の温度感覚修飾に関わるTRPチャネルの役割
 
2001年10月
日本生気象学会 第40回日本生気象学会賞(若手の部)
 

論文

 
高温環境下におけるカテキン含有イオン飲料摂取が体温調節機能に及ぼす影響
69(1) 39-45   2019年1月   [査読有り]
特集 緑茶・茶カテキンの研究最前線 体温調節機能向上の意義
西村直記
ファイン・ケミカル   47(11) 5-10   2018年11月   [招待有り]
Effect of spraying of fine water particles on facial skin moisture and viscoelasticity in adult women
Naoki Nishimura,Shinsuke Inoue,Keiko Yokoyama,Satoshi Iwase
Skin Research Technology      2018年10月   [査読有り]
人工重力研究の歴史・現状・展望 : 国際宇宙ステーションを越えて,月基地,火星探査へのロードマップ
岩瀬 敏、西村直記、間野忠明、田中邦彦
細胞   50(12) 653-657   2018年10月   [査読有り]
近年,国際宇宙ステーション(微小重力環境)への長期滞在が行われるようになった.現在では,火星への探査が行われよとうとしているが,このよう長期の微小重力暴露が人体に及ぼす影響については推測の域を越えない.筆者らは,宇宙滞在中の人工重力負荷+運動負荷の重要性についての報告を数多くしてきた.今後,NASAやJAXAの協力の下,更に人工重力研究を進めていく予定である.
中年期女性の頬における皮膚弾力性と老化指標の関連性について
大野秀夫、西村直記、岩瀬 敏、菅屋潤壹、西村るみ子、杉山 理
日本製気象学会雑誌   55(2) 107-113   2018年9月   [査読有り]

書籍等出版物

 
『日本自律神経機能検査』
西村直記 (担当:共著, 範囲:B.皮膚系 3.温熱発汗試験の項の執筆(当該部分は単著))
文光堂   2015年10月   
ヒトの自律神経機能を検査することは、種々の疾患の診断、治療および予後への指針となるほか、基礎医学研究の分野でも応用することが出来る。近年の検査法の進歩に伴い、非侵襲性の高い測定法やより精度の高いデータの取得が可能となった。本項では、日常診療に役立つ温熱性発汗試験(ミノール法、ラップフィルム法、換気カプセル法)や薬物発汗誘発試験方法について概説した。
『新訂 生理学実習書』
菅屋潤壹、西村直記、鬼塚知里(2番目) (担当:共著, 範囲:第10章 環境:発汗機能の項の実験データの取得と図の作成)
南江堂   2013年9月   
生理学は生体機能とその発現メカニズムを学ぶ学問である。生理学実習では、様々な環境変化により生じる生理的変化をリアルタイムに観察し、その機序を考え、実験を通して検証することを目的としている。本項では、ヒトの発汗機能について、特に温熱性および精神性発汗の発現機能、皮膚圧発汗反射、軸索反射性発汗の記録方法(実験方法)や実験データのまとめ方について概説した。
『コスタンゾ明解生理学』
岡田忠、菅屋潤壹、岩瀬敏、塩野裕之、西村直記、他6名 (担当:共著, 範囲:第7章 腎と排泄の翻訳および加筆(当該部分は単著))
2007年12月   
腎臓の主な機能としては、有害となる過剰な不要物質を尿中に排泄する排泄器官としての機能と、体液量や体液の浸透圧、pH等を一定に維持する調節器官としての機能があげられる。本項では、腎臓の解剖学的および機能学的構造、糸球体濾過、尿細管での再吸収と分泌による電解質バランス、クリアランス、尿の濃縮と希釈、排泄機序について概説した。
Thermotherapy for Neoplasia, Inflammation, and Pain (腫瘍・炎症・痛みのための温熱治療)
Matsumoto T、Nishiyama T、Nishimura N、Kato M、Inukai Y、他3名(3番目) (担当:共著, 範囲:Endocrine responses to heat and cold stress(暑熱および寒冷刺激に対する内分泌反応)の執筆)
2001年1月   
ヒトの内分泌および外分泌腺から分泌される各種ホルモンは微量であっても劇的な効果が現れることが知られている。本項では、暑熱および寒冷刺激時に分泌される下垂体ホルモン(成長ホルモン、プロラクチン、甲状腺刺激ホルモンなど)や各種器官から分泌されるホルモン(副腎皮質ホルモン、副腎髄質ホルモン、甲状腺ホルモンなど)の役割とヒトの体温調節の及ぼす影響について概説した。

講演・口頭発表等

 
The role of TRP channel related to thermal effects during carbon dioxide-rich water immersion. (高濃度人工炭酸泉浸漬時の温度感覚上昇に寄与するTRPチャネルの役割)
Nishimura N、Iwase S、Uta D、Sato M(1番目)
第92回日本生理学会大会   2015年6月   日本生理学会大会
高濃度炭酸泉への浸漬時にみられる温度感覚上昇とTRPチャネルの関わりについて検討した。本研究の結果、TRPV1を活性化するカプサイシンの塗布時には、炭酸泉浸漬による温度感覚の明らかな上昇を発現させ、またTRPM8を活性化させるメントール塗布による冷感は炭酸泉への浸漬により抑制された。これらの結果は、経皮的に吸収されたCO2が、皮膚感覚神経末端に存在するTRPV1もしくはTRPM8を修飾させた結果であると考えられた。
担当部分:研究統括
暑熱環境下での運動前のメントール含有炭酸泉浴の有用性の検討
西村直記、池田敬祐、工藤道誠(1番目)
第80回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会   2015年6月   日本温泉気候物理医学会
暑熱環境下での運動前にメントール含有炭酸泉浴を行わせることで、体温や筋温を低下させることなく、温冷感覚のみを低下させた際の心拍変動や主観的運強度の変化を、炭酸泉浴およびさら湯浴時と比較・検討した。本研究の結果、メントール含有炭酸泉浴後ではさら湯浴後と比較して心拍数の上昇が抑制され、また快適感覚の上昇や主観的運動強度の低下が認められたことから、メントール含有炭酸泉浴は暑熱対策として有用である可能性が認められた。
担当部分:研究統括
暑熱環境下運動時の体温調節機能に及ぼすメントール含有炭酸泉浴の効果
西村直記、岩瀬敏(1番目)
第19回日本体力医学会東海地方会   2015年3月   日本体力医学会
暑熱環境下での運動前にメントール含有炭酸泉浴を行わせることで、体温や筋温を低下させることなく、温冷感覚のみを低下させた際の体温調節反応を、炭酸泉浴時およびさら湯浴時と比討・検討した。暑熱環境下での運動中の体温上昇の程度は各入浴条件間で有意な差は認められなかったが、メントール含有炭酸泉浴後では、他の入浴後と比較して快適感覚の上昇や主観的運動強度の低下が認められた。よってメントール含有炭酸泉浴は暑熱対策として有用である可能性が認められた。
担当部分:研究統括
改良型人工重力+下肢エルゴメータ運動負荷装置の宇宙飛行デコンディショニングに対する効果
西村直記、岩瀬敏、田中邦彦、間野忠明(1番目)
日本宇宙航空環境医学会平成25年度宇宙基地医学研究会   2015年1月   日本宇宙航空環境医学会
国際宇宙ステーション(ISS)内での運用が可能なディメンションに改良された人工重力負荷+運動負荷装置の効果について検討した。本研究の結果、10日間の模擬微小重力曝露による起立耐性の低下(耐Gスコアの低下)は、本装置を用いた対抗措置により抑制できた。しかしながら、その他のデコンディショニングに対する効果は不十分であったことから、重力負荷を増加させる(回転数の増加)など更なる改良が必要であると考えられた。
担当部分:実験データ取得
経皮吸収されたCO2による温度感受性TRPチャネルの活性化と皮膚血管拡張および温度感覚修飾機序の検討
西村直記、岩瀬敏、松本孝明(1番目)
第19回人工炭酸泉研究会   2014年12月   人工炭酸泉研究会
経皮吸収されたCO2がどのように温度感受性TRPチャネルを活性化させ、皮膚血管拡張や温度感覚を上昇させたかについて検討した。本研究の結果、リドカイン塗布によってTRPV1をブロックした際には、皮膚の紅潮(皮膚血管拡張)が明らかに抑制された。しかしながら、炭酸泉浸漬中の温度感覚に変化がみられなかった事や、炭酸泉浸漬中に徐々に血管拡張が認められたことから、その他のTRPチャネルの関与についても検討すべきであると考えられた。
担当部分:研究統括

担当経験のある科目

 
 

Works

 
模擬微小重力曝露後の骨代謝デコンディショニングに対する対抗措置の有効性
西村直記、岩瀬敏、塩澤友規、菅屋潤壹、清水祐樹、高田真澄、犬飼洋子、佐藤麻紀、他7名(1番目)   その他   2016年1月
20日間のヘッドダウンベッドレスト(HDBR)中の連日の人工重力+運動負荷が、骨代謝デコンディショニングに対する対抗措置として有効であるかについて検討した。本研究の結果、骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン排泄量や尿中I 型コラーゲン架橋C-テロペプチドは、対抗措置を行う事により上昇を抑制することが出来た。よって我々が用いた対抗措置は、模擬微小重力曝露後の骨代謝デコンディショニングに対して有効であり、またその機序には交感神経活動の賦活化が関与している可能性が示唆された。
AGREEプロジェクトの進展:人工重力+運動の効果に関する多国間協力計画
岩瀬敏、西村直記、菅屋潤壹、WH Paloski、LR Young、他6名(2番目)   その他   2012年3月
国際宇宙ステーション内で運用可能な人工重力負荷+運動負荷装置を開発するための多国間協力計画であるArtificial Gravity with Ergometric Exercise (AGREE) プロジェクトが2009年に開始され、1年半に亘る検討を経て、国際宇宙ステーションHuman centrifugeの仕様が完成した。今後、これと同様のディメンションに改良した装置を用いた地上での模擬宇宙実験が開始される。
ISSでの使用可能な人工重力+運動負荷装置の開発-AGREEプロジェクト-
西村直記、岩瀬敏、菅屋潤壹、WH Paloski、LR Young、他6名(1番目)   その他   2012年1月
2009年に国際宇宙ステーション内で運用可能な人工重力負荷+運動負荷装置の実現に向けた多国間協力計画であるArtificial Gravity with Ergometric Exercise (AGREE) プロジェクトが発足され、1年半に亘る検討を経て、国際宇宙ステーションえ運用可能なHuman centrifugeの仕様が完成した。それに伴い、これと同様のディメンションに改良した装置を作成し、地上での模擬宇宙実験が開始される。
皮膚交感神経活動と体性感覚誘発電位-精神的・身体的負荷に対する評価法としての皮膚交感神経活動- 共著
桑原裕子、塚原玲子、岩瀬敏、西村直記、清水祐樹、他1名(4番目)   その他   2012年1月
本研究は、覚醒電気刺激時の事象関連電位(ERP)の成分と交感神経バーストに含まれる発汗神経活動および血管収縮神経成分との関連性を明らかにすることを目的とした。覚醒電気刺激により誘発された発汗神経成分はP300と関連したのに対し、血管収縮神経成分はN140 と大きく関連していた。これらの結果は、覚醒刺激時にみられる発汗応答と血管収縮応答はそれぞれ別のERP成分に関連していることが明らかとなった。
人工重力負荷における重力耐性と心拍数の関係
吉田豊、岩瀬敏、高田宗樹、西村直記、佐藤麻紀、横山清子(4番目)   その他   2011年1月
人工重力負荷時の重力耐性と心拍数の関係について検討した。本研究の結果、人工重力負荷時には、下肢方向への急激な体液シフトがみられ、それに伴って心拍数の上昇が認められた。この心拍数の増加の程度と重力耐性(重力負荷継続時間)との間には強い負の相関関係が認められた。これらは、重力負荷時の失神の防止につながると考えられる。