MISC

2004年4月

光学的情報融合による感性計測の研究-表面外観評価の研究-

平成15年度科学研究費補助金研究成果報告書
  • 稲荷 隆彦
  • ,
  • 青木 伸也

人が磨かれた表面などに感ずる美観の計測を目標とし,第1段階の研究として,光沢感の定量的計測法の研究を行った。まず表面性状に対応する光学情報として,対象表面を介して形成された像の画質から計測するパターン投影法と,レーザ光の散乱分布から計測する方法を,平行して研究し,それぞれの計測性能,特徴を明らかにし,これらの方法の関連性を調べた。光沢感との関連は,さらに色彩情報と関連することが明らかであり,今後の課題を残している。平成13年度から15年度科学研究補助金研究として実施した報告である。

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