2007年9月
近大ペットボトルロケットの運動性能
近畿大学生物理工学部紀要
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- 巻
- 20
- 号
- 20
- 開始ページ
- 29
- 終了ページ
- 36
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 近畿大学生物理工学部
本学部で毎年夏に行われるオープンキャンパスでは、地元の小、中学生等を中心に理科や工学の楽しさに触れてもらうこと、および大学の教育に身近さや親しみを感じてもらうことを目的に、「ペットボトルロケットを飛ばそう」を企画し実行している。ここで使用されているペットボトルロケットの特長は、500mlの一般飲料のボトル2個を基本材料としているため安価であること、小学生単独でも作ることが出来る程度に作りやすいことである。ここでは、この近大ペットロケットの設計と、それに基づいて製作されたロケットの飛翔性能と、ロケット打ち上げを実施する上での注意点について検討した。結果は以下のようである。1)近大ペットロケットは安価で容易に製作できるものにも拘らず、日本ペットボトルクラフト協会で発売しているものに比べて遜色のない飛行性能を有する。2)打ち上げ角度、密封空気圧、封入水量がロケットの飛翔性能に及ぼす影響が明らかになった。3)ロケット打ち上げでは幾つかの点に注意を払えば安全に実施できる。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007030403
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11153712
- URL
- http://id.nii.ac.jp/1391/00005683/
- ID情報
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- ISSN : 1342-7202
- CiNii Articles ID : 110007030403
- CiNii Books ID : AA11153712