基本情報

所属
茨城大学 理工学研究科(理学野) 地球環境科学領域 教授
学位
修士(教育学)(1989年3月 愛知教育大学)
博士(理学)(2006年1月 京都大学)

研究者番号
10261736
J-GLOBAL ID
200901088898874586
researchmap会員ID
1000190314

(研究経歴) 平成元年 3 月愛知教育大学教育学部地学科を卒業し、同年 4 月に同大大学院教育学研究科理科教育修士課程に入学、平成 3 年 3 月に同課程を修了した。修士論文は「太陽における磁束浮上の電磁流体数値シミュレーション---磁気シートの非線形分裂と捩れた磁束管の形成---」で太陽浮上磁場や太陽内部での磁束浮上について計算機を用い、その磁場の振る舞いを明かにした。,,平成 3 年 4 月に名古屋大学大学院理学研究科宇宙理学第 2 類博士課程後期に編入した。平成 7 年 3 月に同課程を満期修了退学した。その間、太陽風と銀河の星間プラズマとの相互作用による太陽圏の構造の解析を計算機を用い詳細に調べた。特に普及し始めた並列計算機を使用し、その計算機の特性を生かしたプログラム開発を行った。,,平成 7 年 4 月より茨城大学理学部地球科学科の助手に採用され、平成 9 年 4 月に改組に伴い同学部地球生命環境科学科に配置換、平成 16 年 4 月に理工学研究科応用粒子線科学学科に配置換し、現在に至っている。平成 18 年 1 月に、学位論文「磁気シアーを持つ磁気シートの非線形磁気浮力不安定の三次元電磁流体シミュレーション」により京都大学より博士(理学)の学位を取得した。その内容は、太陽内部の磁気シートが対流表層から大気表面に浮上するときに働く磁気浮力の線形安定性とその非線形時間発展を、電磁流体力学シミュレーションを用いて解析し、その浮上する磁気現象がどのように観測されるかを予測した。,,また最近には、太陽表面現象、磁気再結合、電磁流体不安定現象などの電磁流体シミュレーションを用いた天体物理現象の計算・解析、および太陽観測や宇宙天気現象などのデータ解析などに意欲的に取り組んでいる。

学歴

  1

主要な論文

  46

MISC

  5

書籍等出版物

  2

講演・口頭発表等

  170

所属学協会

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

社会貢献活動

  8

メディア報道

  1

その他

  1
  • 2022年8月
    理学部学術委員会では、理学部教員の研究活動の活性化や情報交換のために、研究FDを開催