野澤 恵

J-GLOBALへ         更新日: 19/02/01 03:14
 
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研究者氏名
野澤 恵
 
ノザワ サトシ
URL
http://www.env.sci.ibaraki.ac.jp
所属
茨城大学
部署
理工学研究科(理学野)地球環境科学領域
職名
准教授
学位
教育学修士(愛知教育大学), 博士(理学)(京都大学)
科研費研究者番号
10261736

プロフィール

(研究経歴)
平成元年 3 月愛知教育大学教育学部地学科を卒業し、同年 4 月に同大大学院教育学研究科理科教育修士課程に入学、平成 3 年 3 月に同課程を修了した。修士論文は「太陽における磁束浮上の電磁流体数値シミュレーション---磁気シートの非線形分裂と捩れた磁束管の形成---」で太陽浮上磁場や太陽内部での磁束浮上について計算機を用い、その磁場の振る舞いを明かにした。

平成 3 年 4 月に名古屋大学大学院理学研究科宇宙理学第 2 類博士課程後期に編入した。平成 7 年 3 月に同課程を満期修了退学した。その間、太陽風と銀河の星間プラズマとの相互作用による太陽圏の構造の解析を計算機を用い詳細に調べた。特に普及し始めた並列計算機を使用し、その計算機の特性を生かしたプログラム開発を行った。

平成 7 年 4 月より茨城大学理学部地球科学科の助手に採用され、平成 9 年 4 月に改組に伴い同学部地球生命環境科学科に配置換、平成 16 年 4 月に理工学研究科応用粒子線科学学科に配置換し、現在に至っている。平成 18 年 1 月に、学位論文「磁気シアーを持つ磁気シートの非線形磁気浮力不安定の三次元電磁流体シミュレーション」により京都大学より博士(理学)の学位を取得した。その内容は、太陽内部の磁気シートが対流表層から大気表面に浮上するときに働く磁気浮力の線形安定性とその非線形時間発展を、電磁流体力学シミュレーションを用いて解析し、その浮上する磁気現象がどのように観測されるかを予測した。

また最近には、太陽表面現象、磁気再結合、電磁流体不安定現象などの電磁流体シミュレーションを用いた天体物理現象の計算・解析、および太陽観測や宇宙天気現象などのデータ解析などに意欲的に取り組んでいる。

研究分野

 
 
  • 天文学 / 天文学 / 人工衛星障害の統計的解析

経歴

 
1993年4月
 - 
1994年3月
日本学術振興会特別研究員(DC3)
 
1994年4月
   
 
茨城大学理学部地球科学科助手採用
 
1997年4月
   
 
茨城大学理学部地球生命環境科学科に改組の伴い配置換
 
2004年4月
   
 
茨城大学理工学研究科応用粒子線科学学科に配置換
 
2006年4月
   
 
茨城大学理工学研究科応用粒子線科学学科講師昇任
 

学歴

 
1991年4月
 - 
1994年3月
名古屋大学 理学研究科 宇宙理学第2類
 

委員歴

 
2014年
   
 
国立天文台  太陽天体プラズマ専門委員
 
2014年
   
 
日本天文学会  内地留学選考委員会
 

論文

 
Masumi Shimojo, Kazumasa Iwai, Ayumi Asai, Satoshi Nozawa, Tetsuhiro Minamidani, and Masao Saito
Astrophysical Journal   828 1   2017年10月   [査読有り]
Coronal magnetic fields derived from simultaneous microwave and EUV observations and comparison with the potential field model
S. Miyawaki, K. Iwai, K. Shibasaki, D. Shiota and S. Nozawa
ApJ   818 8   2016年2月   [査読有り]
Chromospheric sunspots in millimeter range as observed by Nobeyama Radioheliograph
K. Iwai, H. Koshiishi, K. Shibasaki, S. Nozawa, S. Miyawaki and T. Yoneya
Ap. J.   816 91   2016年1月   [査読有り]
Coronal magnetic field and the plasma beta determined from radio and multiple satellite observations
K. Iwai, K. Shibasaki, S. Nozawa, T. Takahashi, S. Sawada, J. Kitagawa, S. Miyawaki and H. Kashiwagi
EP&S   66 149   2014年   [査読有り]
High Excitation Molecular Gas in the Galactic Center Loops; 12CO (J = 2-1 and J = 3-2) Observations
N. Kudo, K. Torii, M. Machida, Mami; T. A. Davis, K. Tsutsumi, M. Fujishita, N. Moribe, H. Yamamoto, T. Okuda, A. Kawamura, N. Mizuno, T. Onishi, H. Maezawa, A. Mizuno, K. Tanaka, N. Yamaguchi, H. Ezawa, K. Takahashi, S. Nozawa, R. Matsumoto, Y. Fukui
Publications of the Astronomical Society of Japan   63 171-197   2011年   [査読有り]

Misc

 
3-D MHD Simulation of the Expanding Tube in Emerging Flux Region
Nozawa, S.
Flux Emergence Workshop 2008      2008年10月
銀河系中心部分子雲ループの磁気流体シミュレーション
松元亮治,野澤 恵,高橋邦生,町田真美
天文月報   100(11) 586-591   2007年
銀河系中心部で特異なループ構造を持つ分子雲ループを観測した。その結果、従来の超新星爆発とは異なる構造を明らかにした。それはは太陽表面で見られる「パーカー不安定」による現象を銀河系中心部に応用するものであり、サイズとしては太陽表面のループ現象より12桁ほど巨大なものであった。そこで、その構造を理論的に解明するために、銀河ループ構造のモデルの検証として二次元電磁流体シミュレーションを用い、そのモデルが正しいことを提唱した(担当:計算、解析、結果分析)。
Linux Cluster
野澤恵
bit   396(9) 3-7   1999年
From Linux Seminar -Diskless Cluster Linux-
野澤恵、坂田智之
Linux Magazine(ASCII)   3 177-184   1999年
Emergence of Solar Magnetic Flux from the Convection Zone into the Photosphere and Chromosphere
Shibata, K., Nozawa, S. and Matsumoto, R.
KEK Progress Report   89 309-317   1990年   [査読有り]

書籍等出版物

 
情報処理の基礎
横沢正芳,寺阪利孝,本田敏明,鈴木敦,代田健二,野澤恵,二宮利江 (担当:共著)
培風館   2007年10月   ISBN:978-4-563-01570-1
学部1年生対象の情報処理概論の教科書としての書籍。第一章の当大学でのネットワーク構成について解説を担当。
情報処理概論操りの進化を求めて
茨城大学理学部刊行会   2002年3月   
学部3年生以上のために中級の情報処理の書籍。1年生で情報処理概論という講義があるが、それの発展のための講義、演習用に使用するもの。2章のインターネットを使用した情報検索、3章のUNIXの利用と環境設定、6章のパソコンとOSの管理を担当。

講演・口頭発表等

 
[PEM12-P05] 中・低緯度コロナホールの緯度分布の長期変動
*中川 裕美1、新堀 淳樹2、伊津井 ひかる3、野澤 恵1 (1.茨城大学大学院理工学研究科宇宙地球システム科学専攻、2.名古屋大学宇宙地球環境研究所、3.茨城大学理学部理学科地球環境科学コース )
JpGU   2018年5月   
フィラメント消失前後の高度変化と磁場構造
海宝孝祐、野澤恵 (茨城大学)、阿南徹 (京都大学)、大辻賢一 (国立天文台)、井上諭 (名古屋大学)
日本天文学会   2018年3月   
国友藤兵衛による太陽黒点スケッチのデジタル化により研究や教育への新展開
野澤恵 (茨城大学)、岩橋清美 (国文学研究資料館)、大辻賢一、玉澤春史 (京都大学)、萩野正興 (国立天文台)
日本天文学会   2018年3月   
[R010-P10]低緯度コロナホール起源の太陽風変動に対する地球磁気圏応答
中川 裕美 [1]; 新堀 淳樹 [2]; 野澤 恵 [3] [1] 茨大・理・宇宙地球システム; [2] 名大・宇地研; [3] 茨大院・理
電磁気学会   2017年10月   
磁気圏境界位置 と人工衛星障害に関する統計的研究 ~人工衛星運用のための宇宙天気警戒指標の提案~
玉置晋.;細谷優花.;野澤恵
第61回宇宙科学技術連合講演会講演集.2017, 3C07(JSASS-2017-4513).   2017年10月24日